2014-04-01から1ヶ月間の記事一覧

あの娘はアノマロカリスが好き

小路幸也先生が日記の中で『エデンの東』について触れ、「名作と呼ばれるものは何でも観たほうがいいよ」と言っているのだが、どうも私は、特に映画に関しては、怪作・珍作・問題作ばかり狙って観ていた感があり、名作中の名作と呼ばれる作品で、いまだに観…

読む気のなくなる、芸術家(笑)気取り/可哀そうなアタシ(笑)系ポエム風文章を真似てみる

さようなら さようなら 思考の海にひとり漂いながら 私はあなたのことを考えていた あなたは私を求めていたけど 本当は優しくしてほしいだけだったのね 束の間のあなたの優しさに 私はすがって、あなたも私を求めて でも、白かった私のキャンパスは汚れてい…

感動は思考を止めますからねえ

自分が感動したものを批判されるのは、たしかに気持ちの良いことではないけれど、だからといって「感動した気持ちを台無しにされた」という理由だけで、批判した人物を批判するのは、あまりに感情的すぎるというか、ちゃんと考える気のない人間の行為だと思…

有益な寄生虫のような存在

働いてもいないし、働こうともしていないし、主婦/主夫というわけでもないが、家事手伝いというぼんやりした呼び方では申し訳なくなるレベルで家事・炊事をこなす存在を「ニート」と呼んでも良いものかどうかという話は、私と私の仲間内では何年も前からよ…

私はまだかつて嫌いな人に逢ったことがないなんて言えないよ絶対

「私はまだかつて嫌いな人に逢ったことがない」というのは、故・淀川長治の口癖であり、著作のタイトルでもあるのだが、不勉強な編集者に腹が立ったという発言もあるので、たぶんその人のことは嫌いだったんじゃないかと思う。まあ、「嫌な人」はいても「嫌…

春なんて気持ちいいわけないだろ

ストーブをつけると、なんというか部屋の空気が淀むような気がして好きではないのだが、まだ北海道は朝方など特に寒く、つけずにはちょっと生活できないので、仕方なくつけるのだが、やはりどうにも空気が悪くなって、昼ごろ陽がさしている時は窓を開けて換…

私は責任者には似合わない

容姿の話である。 当然、何かの言いだしっぺになれば、最高責任者とまではいかずとも、なんらかの責任は生じてくる。いや、生きているだけで、人間は色んな責任でがんじがらめである。しかしながら、「責任者」という形の見える存在となると、どうにも私の姿…

グズと地デジと砂嵐

たしか、『伊東家の食卓』で紹介された裏技だったと思うが、小さな子供がグズった時に、テレビの砂嵐画面を見せるとおとなしくなる、というのがあった。本当かどうかは知らないが、あの音は、母親の胎内の音に似ているらしく、ゆえに子供のグズりが治まるの…

『世にも奇妙な物語』に関して、あれこれと  その2

今回は、「世にも奇妙な物語で映像化してほしい原作」について。 なるべく、まだ「世にも」で作品が映像化されていない作家から選んでみます。 ネタバレになるので、内容に関しては、ほぼ語りませんが…。 ・小説 多く映像化されている作家は、筒井康隆が8作…