2018-01-01から1年間の記事一覧

SOME DAY,THAT PLACE IN TIME(さよなら、2018)

みうらじゅん先生の「みうらじゅん賞」に倣って、その年、特に私を楽しませてくれた人・ものなどを勝手に称える「みづきうりゅう賞」。本家同様、枠は5席。 また、例年同様、音楽アルバム、映画、小説、漫画、テレビドラマなどの作品は「みづきうりゅう賞」…

年末出血サービス

大掃除に力を入れすぎ、ただでさえ貧弱な皮膚が拭き掃除で酷使され、キーボードを叩く手に血が滲み、「血を垂らしすぎてノートパソコンが壊れました」なんてことにもなりかねないので、今日のところはこんなもので。

エイモス一族のオルニチン豊富なシジミの大地

小学3年生の時、風邪で学校を休んだクラスメイト(仮名を「エイモス君」とする)の家にプリントを届けに行ったことがある。そのエイモス君の家から一番近いところに住んでいたのが私だったからなのだが(それでも1キロくらいの距離はある)、エイモス君とは…

リンゴ・スターの歌う「赤鼻のトナカイ」が好き

クリスマスが近いので、どこへ出かけても油断するとクリスマスソングが耳に入ってくる。別に耳に千枚通しを突き刺したり熱湯を注ぎこんでしまうほどクリスマスソングが嫌いというわけではないから良いのだけれど、どうにも幼き日に病気で入院中、小児病棟内…

偽物好きのパンクガール・破廉チノ

ふと「破廉チノ」という名前を思いつき、誰か先に使っていないだろうかと軽く検索してみたが、RCサクセションの元メンバー「破廉ケンチ」と「ハレンチノ」という名前の店舗が数軒ヒットしただけだったので、いずれ女性パンクロッカーかなにかの名前として使…

チワワちゃんとかわったかたちの“遺志”

来年公開の映画『チワワちゃん』にとても期待している。予告を見る限り、岡崎京子先生の作品の映画化としては最良の出来になっているような気がする。主演はこのところほぼ外れなしの門脇麦さんだし、玉城ティナさんは初めて知った時から岡崎作品で描かれる…

信管だけは手作りしたらあかん、らしい

朝ドラ『まんぷく』を観ていたら、畑で拾った見ようによっては手榴弾に見えなくもない石をわざわざ半紙に筆で書いた「不発弾」という文字と共に飾っていた中学時代の同級生の顔が頭に浮かび、卒業以降は音沙汰なしだが元気にやっているだろうか、妙なことを…

生涯原液アセロラグァバ

シークヮーサー原液なるものを土産として頂き、「そのまま飲んでも美味しい」という某ホームページの言葉を信じて水で薄めもせずストレートに味わってみたのだが、正直に言って私には「そのまま飲んでも美味しい」とは到底思えず、なんだかグレープフルーツ…

「死体置き場の中の一番カッコいい死体でありたい」とリバー・フェニックスは言った

1994年、アメリカの競馬場で馬に蹴られて死のうと考えた自殺志願者の男が乱入したことがあった。幸いと言っていいのかどうかは悩むところだが、男は馬にぶつかることすらできず、騎手や馬の側にも怪我はなかったようで、男はそのまま精神病院へ送られたらし…

相手は凶器を所持している

高橋克実さんは月に2回のヘアカット通いを続けているそうだが、私は年に2回しかヘアカットに足を運ばない。ゆえに、一年の大半をウッドストックや中津川フォークジャンボリーに放り込まれれば保護色で見えなくなってしまうような風体で過ごしているのだが、…

雪は降る、あなたは来ない、というか「あなた」と呼べる人がいねえ

北海道各所で観測史上稀に見る遅さとなった初雪。私の住まいの周辺も、既に除雪の必要性のない程度の雪景色となり、どちらかと言えば緑の多い景色のほうが好きな私としては、だんだんと面白みのない風景になってしまう時期なのだけれども、年がら年中グリー…

メンタルぼろぼろ デンタルそこそこ

普段、他人から褒めてもらえることなどほぼないし、褒められるような人間ではないと自分でも分かっているのだが、歯医者さんだけは定期検診のたびに「よく磨けています」と褒めてくれるので、金に余裕があるのなら週に1度くらいは通って褒めていただきたいの…

バンドエイドの貼り易い部位は滅多に怪我しない

「“ごめんなさい”が言えない人間とは分かり合えない」と言っている人のうち、自分が悪い場合でも相手に「ごめんなさい」を言わせようとするタイプの人がどれだけ存在しているのだろう、なんてことを考えてしまい、より一層「ごめんなさい」が言いにくくなっ…

謝っても赦しても、いい事ばかりはありゃしない

「謝ったら死ぬ病」という言葉をたまに目にするようになって久しい。傍から見れば、どう考えたって(この「どう考えても」という言い回しも、なんだか独善的に思えてなるべく使わないようにしているけれど)おめえさんが悪いのに、どうにかして謝罪しない方…

風邪は治ったようだが心の風邪はこじらせたまま

また夜中にキツネが騒ぎはじめている。漫画などでは「こーん、こーん」と愛らしいオノマトペで表現されるキツネの鳴き声だが、もちろん、愛らしく鳴いている場合もあるのだけれど、隣の農家が所有する倉庫裏に棲みついているらしいキツネ一家は、なんという…

ブログ移動の疲れも原因のひとつだと思います。

網戸の隅っこに季節の移ろいを捉え損なったらしい蠅が一匹張り付いていて、軽く小指で小突いてみたらそのままポトリと地面に落下。すでに息絶えていたのかしらと思ったが、よく観察すると、かすかに足が動いておられる。まだ生への執着を捨ててはいなかった…

引越し後の荷物が片付かない(あくまでブログの話)

実際の引越しでは、荷物の整理が割と得意な私だが、ブログの引越しとなると、そう簡単にはいかない。しばらくは落ち着けそうもないので、本日もこの辺で。

ブログの引越し

はてなダイアリーが来年春に終了するということで、このはてなブログに引越してきたわけですが、慣れるのには相当の時間がかかりそうで、移動させた記事が正しく表示されているかの確認もしなければいけないし、これではちっとも静養できないではないか、ど…

しものはなしできょうしゅく、いや、きゅうしゅう、ですか

金玉人間(きんたまにんげん) 人間は一枚の皮でおおわれているので全身、金玉だと思えば金玉なのです。つまり、飾りたてたとしても、相手がどう見ているかは、わからないという事。常に最悪の事まで考えて行動しよう、という意味。 類似語=「口紅肛門(こ…

愚か者よ

人類は愚かなので、たとえば「女性がピンクを強制されることのない時代」を目指していたはずが、いつの間にか「女性がピンクを選んではいけない時代」を生きていかなくてはならなくなっていた、なんてことになりかねず、実際、その他にも色々と良い方向に向…

「タモさんが言ってた」

「タモリとみのもんたは同じ誕生日(8月22日生まれ)」というのは、そこそこ有名なトリビアで、たしか三谷幸喜氏は著書『オンリー・ミー 私だけを』のなかで「子供を昼の人気者にしたいのなら8月22日に産むべき」といったことを書いていた。 しかし、『笑っ…

たしか、このあたりだと思う

小学生の頃、クラスメイト数人で道端で死んで蛆の湧いていた猫の死骸を埋葬したことがある。近隣の景色に、ほぼ変化がないせいもあるが、今でも埋めた場所は覚えている。 猫の遺骨というものが土の中でどれくらいの間、形を保っていられるのかは分からないが…

未来老人の静かな午後

八十七歳になる祖母は、今も元気に趣味の庭いじりに精を出しているのだが、ちょっと前に老人会のゲートボールに参加するのをやめた。理由は「あんなもの、怒られてまでやることじゃないから」。ばーちゃん、私はあなたを支持します。 ゴミ出しのために公民館…

君が育てたサボテンは小さな実をつけた

久しぶりにサボテンの実(ドラゴンフルーツ)を食す機会があり、皿に盛りつけたところで最後に食べた修学旅行(高校時代)での沖縄の食事を思い出した。あの頃は、サボテンの実ではなく花について歌った楽曲が主題歌だったドラマのヒロインが、まさか“ひとつ…

一生幸せでいたければ、釣りを楽しんだ場所のことは詳しく知らないままでいなさい。

我が家から車で20分ほどの距離にある川では、たまに釣りを楽しんでいる人の姿を見かける。もしかしたら、真剣すぎて楽しめていない可能性もあるが、それほど釣り人の魂をくすぐるような魚がいるわけでもないだろうし、おそらく最も身近な釣れる場所があそこ…

あなたが立てた中指が痛い

今でこそ滅多に写真になど写り込まない私であるが、幼稚園や小学校では集合写真やら、行事なんかの際には知らないうちに撮影されているような場合もあって、なかなか無遠慮なカメラの目から逃れきれていなかった。笑えと言われて笑顔を見せられるような素直…

十勝石と雨男

試される大地・北海道は、今年で命名150年ということで、イベントが行われたり、特別番組が放送されたりしている。その一環として、1987年に放送が開始された道内のNHK放送局が制作する紀行番組『北海道中ひざくりげ』に、「北海道を代表する“あの男たち”」…

隣の畑に青い影

父が三十代になろうかという頃までは、我が家も専業ではないものの副業としての農業を営んでいたのだが、私が生まれた頃には既に農地を手放して久しく、家の周りはほぼ畑で囲まれてはいるものの、それはすべて近所の農家の方々の畑であり、少なくとも私のよ…

白いギターを弾きながらゴキブリを飲んで死んだ男の死体を洗うバイトをしたという知人について語り出す教師の話

「死体洗いのアルバイトの話」そして「テレビ番組でゴキブリを生きたまま飲み込んで死んだ男の話」というのは有名な都市伝説であり、有名であるがゆえに、そのどちらともがデマであることまで理解している人も少なくないだろう。私が上記の都市伝説を初めて…

その饅頭は甘くない

2割の節電目標が緩和されたので、「じゃあ今日はひとつ、久しぶりに娯楽のために電気を使わせてもらおう、まずは映画でも観よう」なんて思い立ったのだけれども、さて何を観たら良いのだろう、外出する気にはなれなかったので、自分が所有しているブルーレイ…