雑記

イカロスを偲んで

1985年、大鳴門橋の開通祝賀式で曲技飛行中のセスナ機が墜落した。事故の瞬間は映像で記録されており、衝撃映像特番等でも何度か放送されているのだが、観客らしき人物の「落ちたー」という声が妙に切迫感の欠けるものだったのが印象に残る。 事件・事故・災…

God Only Knows?

小学3年のとある日、夕食を終えた午後6時過頃に自宅の電話が鳴り、同級生のロープス君(仮名)が家に帰って来ていないという連絡があった。全校児童30数名ほどの我が母校では、仲の良し悪しに限らず、全児童どころか大半の保護者の顔と名前も一致している状…

車は動かさないに限る

思い返してみれば、自動車のハンドルを握った回数よりも、自動車事故を目撃した回数の方が多い。このような境遇で自動車というものに何の不安も感じないのだとしたら、それはあまりに危機意識が欠けていると思うし、生まれつき過剰に危機意識が育まれる性質…

悪魔の発明

染み汚れ対策を発端として開発されたという「無色透明の醤油」を知ったのだが、世の中に対して過剰な警戒心を持つ私には凶器としか思えない。 めんつゆと麦茶を間違えるというのは定番ギャグ化していて、実際にそんな人が存在したのかすら怪しい気もするのだ…

かつては「声なき声」だった声

地元新聞の「読者の声」欄で、部活動やスポーツ教室の指導者の暴言や激しすぎる指導といったものへの非難の声をよく目にするようになった気がする。 もちろん、発行されている全ての新聞を購読しているわけではないから全体像として語ることはできないし、過…

国語の時間に書かされた、、、

適当に編まれる言葉を選ぶ間に 救える命が幾つあるやら N君をいじめていたこともあったT君が「いじめ防止標語コンクール」なる催しで佳作を受賞したことを思い出すたび、あの馬鹿らしい催しは今でもやっているのだろうかと考えるのだが、調べる気力すら失せ…

わてほんまに よう言わんわ

コンビニやスーパー等で誤って棚の商品を落としてしまうと、破損させていなくても購入しておかないと申し訳ない気がして、欲しくもないヨーグルトなんかを買い物かごに投入せざるを得なくなるのだが、そもそもの陳列が雑だったり、やたらと店員が棚の前でな…

悪化はせずとも小康状態

まだ休養中。 生きてはいますよ、痛いけど。 休みの国コンサート1975 アーティスト:休みの国 SUPER FUJI DISCS Amazon

心配してくれる人はいないと思うので、心配しないでください。

顎関節症ほか諸々の悪化により休養中。 休みの国 URC Records Amazon

「お前らなんか友達じゃねえよ」

「国民的アニメ」と呼ばれるために必要な条件は何かと考えると、まず知名度、そして人気、あとは放映期間がある程度長いこと、対象年齢が広い、といったところだろうか。挙げられる作品の常連は『サザエさん』『ドラえもん』『ちびまる子ちゃん』『クレヨン…

風まかせ、風まかせ(『新・諸国漫遊記』に非ず)

熱気球に関する事故の映像をYouTubeで検索してみると、素人が見ても強風が原因だろうと判断できる映像が大量にみつかる。主に海外の映像だが、危険は承知のうえで無茶をしがちなのか、はたまた、そもそも強風の中でのフライトが危険という意識が薄いのか。後…

Hey, Mr. “Tamori ”Man

『タモリ倶楽部』が3月いっぱいで終了という報せに、なにか住み慣れた家を焼失したかのような途方もない喪失感に苛まれている。もちろん、いつか終わりがくることは仕方のないことだが、この番組に関しては、まだ心の準備などできていなかった。 テレビ朝日…

となり街には夢がない

美容室とラーメン屋ばかり増えている気がするけれど、あの街はいったい何を目指しているのでしょうね。 ラーメンなんて脂っこい食べ物は、髪の毛にとって御法度のような気もするのだが、ひょっとして美容室の増加に対する抵抗として、ラーメン屋も増加したの…

「おいで」なんて思っちゃいなかった

この辺りにも出没しはじめているらしいとは聞いていたアライグマの姿を、先日はじめて目撃した。我が家の庭を悠然と通り過ぎていきやがった。 小学生の頃、学習発表会にてアニメ『あらいぐまラスカル』のエンディング曲「おいでラスカル」を演奏させられたこ…

もうしばらくかかりそう

PC環境の調整には、もうしばらくかかりそう。 とりあえず、昨晩の夢の中で聞いた自分を含めた何者かの言葉を。 「チーズケーキみたいな石鹸じゃ、何も洗う気がしないんだ」 チーズはどこへ消えた? 作者:スペンサー ジョンソン 扶桑社 Amazon

立往生

あなたがこの日記を読んでいるということは、私のパソコンはまだ絶不調なのでしょう。あるいは私自身が絶不調なのでしょう。もしくは、もう私はこの世にいないのかもしれない。いずれにしても、あなたがこれを呼んでいる時点で、もうどうしようもないのであ…

これに限らず、もっと長くストレスなく使えるものはないのかね

パソコンの買い替え時なのだろう。非常に調子が悪く、ちょっとした作業もままならない。しばらく更新停止するかもしれない。誰も見ていないだろうけれど。 休みの日 アーティスト:友部正人 ミデイ Amazon

静かな日々の昼食を

騒々しい同級生たちが大量に蠢く不衛生な教室の空気に食品を晒すこと自体抵抗があり、高校に入ってからは一度も昼食を摂らなかった私は、もし現在学生生活を送っていたとしても、黙食の終了を「落ち着いて食事できる環境の終焉」としか捉えられなかったこと…

溶けにくいチョコバーとすぐに使える歯磨きセット

日々すれ違う見ず知らずの他人が突然襲い掛かってきたらどうすべきか。いつも、そんなことを考え、ある程度身構えながら過ごしている。ひょっとしたら、特に運動をしていなかった時期でも太るということがなかったのは、世の中に対する警戒心によって余計な…

ぼくらの三十年戦争

1993年の4月から2002年の3月までが、私にとっての義務教育期間だったわけだが、その間に出会った教師たちの中で、現在の世相から考えると、いわゆる炎上案件、ひょっとすれば逮捕の可能性もあると考えられる言動を目にしたのは、ざっと思い返してみると14名…

キーボードが赤くなる前に

記録的寒波の影響で、室内でおとなしくしていても、私の貧弱な皮膚はすぐにひび割れてゆく。かといって、生活するうえで手洗いを欠かすこともできず、洗いすぎているらしいことは何度も指摘されているゆえ、控えめを心がけはするものの、おそらくヤケになっ…

家の中には多分ある

5回目のワクチン接種(オミクロン株対応)は、これまでで最も副反応が軽く、かえって「まさか、ニュースにもあった生理食塩水を注射されたか?」と不安になるほどで、しかし、すでに2度も担当してくれた病院なので、まさかそんなことはないであろう。一応、…

「ジョニィと呼んで」と伝えてよ

ペドロ&カプリシャスの「ジョニィへの伝言」は、タイトルにもある「ジョニィ(ジョニー)」という名の外国人が登場する反面、歌われる主人公の女性には日本的な雰囲気が感じられたり、そもそも曲調はしっかりと歌謡曲だったりで、「無国籍ソング」などとも呼…

1月15日 晴れ時々曇り あなたに知られて嬉しい事など一つもありません。

小学4年の一時期、日記を毎日提出するという課題があった。全国的なカリキュラムだったのか、当時の担任独自のものだったのかは分からないが、学校教育としての必要性の方もいまだに分からない。 日記自体は小学校入学前から書いていたが、あくまでも自分の…

どうせ散るなら少しは敬われたい

少し調べれば得られる答えというのは、大半が今の自分に都合の良い答えなので、本当はもっと調べなければいけないのだが、大抵は真実と呼べそうなものなど遥か先の地点で力尽きてしまい、ならばハナから答えなど得ようとしなければ良いとも思うのだが、こう…

「この先の辛い思いをしなくて済むように」とアシュカ・ネルソンに似た者が言った

子供の声がうるさいからという理由で公園が使用禁止になるような世の中を肯定する気は全くないが、しかし、私自身も子供の声は苦手である。うつ病の症状が現れはじめてからは、子供の声に限らず、大声・奇声・甲高い声などが神経に突き刺さるような感覚が強…

健康だったとしても人生の半分程はおそらく過ぎてしまっているのだろうから、もう少し優しくしてはくださいませんか、2023

一応こうして生きてはいるし、健康面に多少の不安はあるものの最低限度の生活は送れているのだから、そりゃあもっと辛い日々を送る人たちも沢山いるのは理解しているけれど、それが自分の不満を述べてはいけない理由にはならないと大抵の人間は思っているは…

SOME DAY,THAT PLACE IN TIME(さよなら、2022)

みうらじゅん先生の「みうらじゅん賞」に倣って、私を楽しませてくれた人・ものなどを勝手に称える「みづきうりゅう賞」。令和に入り本家「みうらじゅん賞」は“権威・濃すぎ”になった(?)授賞式を改め、原点回帰的な発表になっておりましたが、こちらは権…

2022年の悲しい俳句

かつて、さまぁ~ずが生み出し、書籍化もされた「悲しい俳句」。YouTube『さまぁ~ずチャンネル』において、視聴者からの投稿作品も募集されていたが、投稿するほどの勇気と自信のない私は、2022年の1年間、毎週火曜に自分なりの悲しい俳句をTwitterにこっそ…

自室の片隅で痛々しく叫んだのけもの

何やら世間で肯定的に捉えられているらしい発言や価値観が、たとえ確かに自分が昔から主張していた内容と同義だったとしても、大抵はそれを証明する術などなく、「時代が自分に追いついたのだ」と喜べる無邪気さがあれば良いのだが、莫大な金銭が動き出して…