とんとろそばメモリー

 さまぁ〜ずのコントで、民家風の蕎麦屋のメニューの1ページ目が大きく「そば」と書いてあるのだが、2ページ目には「エビピラフ」と書いてある、という場面があって、そこで大竹さん演じる店主が「蕎麦アレルギーの人もいるからな」と言い、三村さん演じる客が「じゃあ、アレルギーの人は自動的にエビピラフになるんですか?」と返す(その後、実は他にもラビオリやらなにやらたくさんあって、ほとんどファミレス状態だというオチがつく)のだが、観ている側は、おそらくそこで「普通、うどんだろ」と思って笑うはずだ。実際、神奈川に住んでいた時、何度か利用した駅の箱根そば店は、必ずうどんもあった。

 しかし、どうやらほとんどの店が、蕎麦もうどんも同じ鍋で調理しているらしく、それではアレルギー対策にならないのである。湯には蕎麦の栄養や風味だけでなく、アレルギー成分だって染み出ているのだ。そういう意味では、大竹さん演じる蕎麦屋の主人の方が、アレルギー対策としては妥当だと言える。


 食べ物絡みの話をもうひとつ。

 ツイッターで「豚トロとは、豚の後頭部から首にかけての脂身であり、この部位に抗生剤の注射を打つために、高濃度で抗生剤が蓄積している可能性が高いから養豚業を営んでいる人たちは豚トロを頼まない」というツイートを見かけた。

 焼肉に疎い美月さんは「豚トロ」が「ぶたとろ」なのか「とんとろ」なのかさえ頭の中で定かになっていないような人なのだが、肉をあまり食べないうえ、豚トロがあるような店に行くことはもっとないので、この話が真実であろうと虚偽であろうとどうでもいい。ただ、柳月の「とんとろまんじゅう」は、美月さんの数少ない「好きな甘もの」ではある。

 ところで、北海道・余市の名物(?)、「千切りキャベツ蕎麦」は、たとえ蕎麦アレルギーでなかったとしても、あまり食べたくない。キャベツは好きだが、蕎麦に合うとは思えないし、実際、大泉洋さんが食べて「なんとも青臭い蕎麦ですねえ」と言っていた。

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 呟き散らかしたまとめ。


 「もっと暮らしに余裕ができたら、ビル・ヴィオラとゲイリー・ヒルのビデオ作品を購入できるものは全部購入しようと思ってるんだ」

 ビル・ヴィオラとゲイリー・ヒルのテープ作品は、EAI(Erectronic Arts Intermix)やVideo Data Bank購入できるらしい。
 http://www.eai.org/index.htm
 http://www.vdb.org/
 
 ICC(NTTインターコミュニケーション・センター)にもコレクションがあるらしいけど、購入はできないのかなあ。ウッディ・ヴァスルカの『アート・オブ・メモリー』とか、欲しいんだけどな...。
 http://www.ntticc.or.jp/index_j.html

 こういったビデオアートとか実験映画とかって、ダゲレオ出版あたりが結構ビデオで販売していたのだけど、最近はなかなかお目にかかれない。札幌のタワーレコードには、何本か在庫があって、買占めようと思ってたのだけど、予算不足でぐずぐずしてる間に引っ越すことになってしまった。新百合ヶ丘なんざ戻りたかないが、札幌には戻りたい。

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 「親族を老人ホームに入れる奴はクズだ」と言っていた奴が専門時代にいたが、超のつくド田舎で徘徊の危険のある老人を介護することの難しさなんて考えてないのだろうなあ。ある友人の家は冗談でなく山奥にあるんだが、もし認知症の人がふらりとあの山に入ってしまったら、もうどうしようもない。
 まあ、幸い、この一帯の老人は、若者よりはるかに元気のいい方がほとんどなので、あまり心配はいらないようだけど・・・。別の友人の90越えのじーちゃんなんて、明らかに私よりいい体してるもの。マラソンとか出てるもの。

 ちなみに、このところ私は、その友人の家付近(山とか林とかばっか)をうろうろしてるんだが、それは今書いてる小説の参考のためであって、決して徘徊でも死に場所探してるわけでもありません。

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 スポーツ嫌いの私はオリンピックやワールドカップが始まるとレンタル屋に行って色々借りてくるのだけど、その時期にレンタル屋にいる人はみんな仲間に見える。ああ、この人たちもスポーツ中継なんか見たくない系の人なんだなあ、と。

 ただ、そんな私でも、ワールドカップ時期にレンタル屋に来て、わざわざサッカーものの映画を借りてる奴を見た時は、「ワールドカップ見ればいいじゃん」と思った。

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 テレビをつけ「あ、テレホンショッキング高橋克実さんが出てる」と思ったら、落合博満だった。