闇の冗談クラブ都市には入ってくるなよ?

 今日も忙しいので、呟き散らかしたまとめのみ。




 「極論だけ置いて、どっちがマシかなあ、みたいな話やめろよ。自然に生きろとか言うなら、そもそも映画だの文学だのやるのやめろよ」

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 竪琴が欲しいな。FFとかドラクエに出てきそうな感じの。『FFⅣ』のギルバートさんみたいな男になりたかったんだよねえ。どうもウディ・アレンっぽくなってる気がするんだが…。そういえば松山千春は「クラプトンになりたかったのにフィル・コリンズになっちまった」って言ってたなあ。

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 友人の友人・春日秋人氏の『絶対服従カノジョ。2 いいか、俺の布団には入ってくるなよ?』(富士見ファンタジア文庫)を読み終えた。予想以上にヒロインの魔眼設定が活きてて、ちょっとラノべ的ラブコメへの批評みたいにもなってて面白かった。ただ、これは完全に私の嗜好的な話になるのだけど、ヒロイン含め女性キャラで好きになれたキャラがいない。なので私がラノべを「そういうもの」としてしか読まない読者だったら、きっと今頃売りに行ってしまっていたと思う。ただ、好きなキャラがいないから面白く読めてるような気もする。

 私は知り合い(春日秋人氏に関しては会ったことないから知り合いとは言えないんだけど)が活躍してると感心できるにせよできないにせよやる気が出てくるタチだから、ちゃんと2巻が出版されたことは凄く嬉しい。貶したくなる内容だったとしても、それはそれで怒りが創作意欲に転化するからいい。

 ラノベで萌えるキャラがいなかったっていう点では成田良悟の『世界の中心、針山さん』もだなあ。サマーちゃんはまあ好きだけど、長門とかより惹かれたかっていうとそうでもない。でも作品としては『ハルヒ』より『針山さん』の方が好き。

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 野球かアメフトか忘れたが、アメリカで本業は弁護士だが休日になると球場でホットドッグの投げ売りをしてるおじさんがいた。どんなに遠くても正確に投げ渡すので名物になってた。今でもやってるのかなあ。やってるなら試合どうでもいいからその人だけ見に行きたい(でも、かなり前の話だからなあ…)。

 ホットドッグ投げ売りおじさんで思い出した。日本野球場で食ってた幕ノ内弁当にホームランボールが直撃した客がいたよね。私は野球嫌いだから試合なんかどうでもいいのだけど、ファンは試合を見に行ってるんだよね? どうして、両手塞がって試合に集中しにくい弁当なんか食べてたのかが理解できない。

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 一色伸幸さんが「人間の胎盤の缶詰」について呟いてるのを見て、『ジャンク3 死の瞬間』で「胎盤は神の食材だ」と言って食してた人たちが出てきたのを思い出した。あの映像自体は演出だったんだろうけど、実際に「人間の胎盤の缶詰」があるのなら、事実に基づいた再現みたいなものだったのかな。たしかソテーにしてたな。
 そういえばゴンチチゴンザレス三上さんは「トドの缶詰は不味いがオットセイは旨い」って言ってたなあ。

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 1991年に佐賀で起きた同窓会大量殺人未遂事件の犯人の中学以降の人生は「どうやって奴等に復讐するか」だけに絞られてたらしい。高校では食品化学科、大学は応用微生物工学科。科学試薬を扱う場所で学んで、それを復讐に使うためだ。おそらく優秀な学生だったことだろう。たぶん、鈴井貴之監督の『river』は、この事件が根底にあると思う。もちろん、同じくらい酷い目に遭っても復讐を選ばない人はたくさんいる。でも、やられた事はやった事より記憶に残るものみたいだね。

 私が平気で楽しく振る舞っていたこと自体が、別の誰かを追いこんでた可能性だってあるかもしれない。「あいつは俺と同じようなものなのに、どうして俺はあいつのように振る舞えない。あいつにはアウトローの仲間がいるのに、俺にはそれすらいない」みたいな。

 生徒数の少ない学校は究極の「ぼっち」を生む危険性もある。自分のほかに仲間外れになっている人間が別のクラスや別の学年にすら見つからないってのは、結構きついと思う。

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