長い髪の少年

 私自身が長髪なので、長髪男性に対して嫌悪感はない。むしろ、短髪が嫌いなくらいである。

 しかし、日本の60年代〜70年代の長髪は、さすがに長すぎやしないかと常々思っていた。特に70年代フォーク的な長髪って、海外のシンガーソングライターには、あまりいない気がするのだ。かぐや姫ジェイムス・テイラーでは、だいぶ印象が違う。

 それに、『イージー・ライダー』のどこを探しても、ファー・イースト・ファミリー・バンドモップスのような人はあまり見当たらない。

 このことを、あの時代の生き証人でもある父親に訊いてみたところ「それは、ある種の反動かもしれない」との答えを得た。

 つまり、あの時代の若者は、小・中学時代、長髪どころか丸刈りを強制されていた(もしくは、丸刈りにするしか散髪方法がなかった)男子が殆どなのである。そんな子供たちが、若者になり、ある程度の自由を手にしたとき、ちょうど世界ではヒッピーやらロックやらフォークやらが流行し、長髪男子がトレンド化した。長髪どころか、丸刈りだった少年たちは、髪を伸ばすことが嬉しくてたまらなくなり、とにかくひたすら伸ばした。

 その結果がモップスであり、ファー・イースト・ファミリー・バンドであり、かぐや姫なのだろう。

 繰り返すが、私も長髪派だ。しかし、ああいう風になりたいとも思わないのである。

かぐや姫ベスト

かぐや姫ベスト

Sweet Baby James

Sweet Baby James

地球空洞説

地球空洞説

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 呟き散らかしたまとめ。


 『スターウォーズ』のテーマに日本語の歌があるのは『トリビアの泉』のおかげで知れ渡ったが(歌唱:子門真人)、「レイダースマーチ」には日本語の歌ってないんだろうか。なきゃ、作るか。♪戦え〜インディ・ジョーンズ みたいな安易なのを。

 先日、古書店で『レイダース 失われた聖櫃《アーク》』の中古ビデオが100円で売られていたので、なんとなく購入してみたら、ベータビデオだった。まあ、これはこれで貴重かもしれない。

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 大塚食品「マッチ」のチャコールフィルターの曲に合わせて学生が踊ってるCMがすごく好きだった。あのCMみたいな学園モノをいつか書きたい。 
 このCMの何が良かったかって踊ってる子たちが基本的に画面の中心に来ないこと。すごく巧い子ばかりなのに、あくまで風景の一部になってる。ダンス好きの子がバカにされることも、不必要にヒーロー視されることもなく日常に溶け込んでる感じがとても好き。画面の中心っていうより、画面を占領しないって言った方がいいかな。

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#自分の身長から150引いて残った数字晒せ

 知人Aを信じるなら20あるはずなんだが、知人Bを信じると、せいぜい15になる。知人Cを信じれば25くらいはある。…自分の正確な身長を把握してないから、知人と比べるしかない。誰かがウソをついている…。

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 味覚的には食せるものは増えたはずなのに、アレルギーなのか何なのか体質的には食せないものが増えた気がする…。瓜類で耳の奥が痒くなったり、納豆で腹痛がしたり、酢の強いもので変なぶつぶつが出来たり…

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 美月雨竜氏は昨晩の午後8時過ぎ、突然強い睡魔に襲撃された。勝算は万に一つもなかった。よって寝たのだが、そのあまりの眠りっぷりに起床してから愕然とした。お気に入りの生主さんの放送開始を告げるアラームにも気づかず、美月雨竜氏は意識を失っていた。

 しかし、なぜ大したこともしていないのに、あれほどの睡魔に襲われるのだろう。微細なる運動を何年も継続しているのだから、ちょっとくらい体力がついてもよさそうなものなのに何ゆえ老人のような早寝と学生のような遅起きをせねばならないのか。ひょっとして、長年の微細なる運動によって獲得した微細なる筋肉は、見栄えを気持ちだけ良くしているだけで、まったく実用性のない筋肉なのではなかろうか。そもそも、元が骨と皮なのだ。そこにちょっと筋肉がつき、シックスパックが辛うじて確認できるような腹になったところで、バランスよく脂肪もついてる人間が筋肉も獲得した時のような人間的にとても好ましい肉体とは言えないのかもしれない。我が筋肉たちは、「ただ、旦那様にくっついてるだけでごぜえます」といううっかり八兵衛のような役立たずなのではないか?

 だが、眠るのにも体力を必要とするという話も聞いたことがある。もしかしたら、この呆れるほどの眠りっぷりは長年の微細なる運動の賜物なのかもしれない。考えてみれば、たしかに、骨と皮状態だった日本映画学校一年時の「人間研究」なるカリキュラムにおいて、美月雨竜氏は眠ることもできないほど疲労困憊した経験がある。眠いから眠りたいのだが、ただ体が動かなくなるだけで、眠っているとは言い難いという状況が、研究中盤戦において顕著になった。しかも、その研究に意味を見いだせない。だいたいなんだ「人間研究」って。立派な大学に入って文化人類学等を真面目に勉強している学生に太刀打ちできるような内容なのか? 周りの学生たちはあーだこーだと議論と呼べるのかどうかわからない話をこねくり回していたが、今から思えば数名の上杉隆が妄言と妄言をぶつけ合っているようなものだった気がする。

 それに、妄言でしかないとはいえ、一応やる気は見せていた同じ班の連中が、なぜワールドカップで日本が敗退しただけで一時的にやる気を失ったのか? 不可解極まりない。美月雨竜氏の部屋のテレビを不当に占拠して、氏が嫌悪するサッカーを視聴していたくせに、いざ日本が負けるとやる気を失うとは不届き千万。長年の微細なる運動によって「恨み続ける体力」だけは向上した美月雨竜氏は、連中への恨みだけは今も忘れていない。ただ単に根に持つ男というだけでもある。

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 ほぼ公式化されたディエンビエンフー×DE DE MOUSE。せかまほ×detune.もほぼ公式だよね。あー、いつか清水マリコ×竹村延和(ないし空色絵本、黒百合姉妹)も公式化されないかなあ。polaとはtoi8繋がりでほぼ公式か?

ディエンビエンフー 1 (IKKI COMICS)

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sunset girls

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世界の終わりの魔法使い (九龍COMICS)

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わ・を・ん

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