ブラック経営をしていたんだが、もう俺の眼球は限界かもしれない

 美月雨竜氏は、その活動柄、眼球を酷使することが多いのだが、今年になってから、ついに美月雨竜氏のブラック経営ぶりにたまりかねた眼球たちが、抗議行動を起こし始めた。

 美月雨竜氏は、酷使してきた眼球たちのご機嫌をとるべく、美しい景色を見せたり、彼らの大好きな瞼の裏側との逢瀬に多く時間を割いてやったり、傷ついた彼らの身体に「めぐすり」という名の命の水を与えてやったりしているが、そんなことで和解してしまっては、ブラック企業がはびこる現代日本社会にとって良い結果にはならないと、彼は断固抗議を続けている。

 既に、美月雨竜氏は、自身のこれまでのブラック経営ぶりを大変反省している。嫌というくらい反省している。しかし、それでもなお、今まで傷つけられてきた眼球たちの怒りは収まらず、今こうして日記を更新する美月雨竜氏に「痛み」「痒み」といった実力行使で挑んでくる。

 「ならば、くだらないブログなど更新せずに、もっと反省をしろ」という声が、どこからか聞こえてくる。そうしよう。そして、世のブラック企業経営者たちに「そんなことばかりしていると、後で痛い目に遭いますよ、きっと」と私も抗議の声を挙げておくことにしよう。

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呟き散らかしたこと


 『Shall we ダンス?』『HACHI』『男はつらいよ』ときて、今後、リチャード・ギアで『釣りバカ日誌』とか『座頭市』とか『丹下左膳』なんかもあり得るのだろうか。

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 『フレンチ・コネクション2』。麻薬の禁断症状に苦しむジーン・ハックマンハンバーガーを所望するシーンについて、中学の時に友人が「マクドナルドはなかったのか?」と疑問に思っていたことを思い出した。マックのフランス進出は、たしか1972年あたりで、日本より遅い。

 『フレンチ・コネクション2』は1975年公開の映画(一作目は1971年)。原作となったノンフィクション小説は、当然それ以前。舞台が1974、5年であったとしても、マクドナルドがそれほど浸透していなくても不思議じゃなかったんじゃないかな。

 ちなみに、私の地元にマクドナルドが出来たのは、21世紀になってからだったような気がする……。

フレンチ・コネクション2 [DVD]

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 幼稚園からの同期のN君は、大学に入るまで「買い食い」という言葉を知らずにいた。大学に入るまで、家までの道のりに食べ物を買えるような店がなかった為である(私は、高校で可能になった)。
 基本的に学校から家までの間には畑しかなく、どうしても何か食おうというなら作物を盗むしかないわけだが、主な作物は小麦とビート(甜菜)なので、そのままで食すのはちょっと難しい。そして、冬は雪に覆われる。

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 『もやしもん』『純潔のマリア』の石川雅之先生が風疹についてのマンガ『風疹が大変暴れている!』を無料公開(プリントアウトも自由らしい。監修は神戸大学付属病院の岩田健太郎先生)。→ http://homepage2.nifty.com/mmmasayuki/fuushin.jpg
 これに御堂岡啓昭(有名なデマ屋)が、「関東では免疫力が下がって、普通ならかからない病気にかかっている」などとツイッターでコメントしていて、石川先生が「言ってもないことがくっついてる」と困惑していた(デマで有名な人物であることがちゃんと行き届いたらしく、現在は当該の呟きは削除したようだ)。なんというか、ダメな人には、どんなに知恵を絞って対応しても、どうにもならんのかもしれない。

もやしもん(1) (イブニングKC)

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純潔のマリア 1 (アフタヌーンKC)

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 #作者とタイトルを混ぜて一番カオスな作品作った奴が優勝

 J・D・サリンジャー『腹を割って話した』
 アドルフ・ヒトラー『世界中がアイ・ラヴ・ユー』
 戸塚宏『すべてがちょっとずつ優しい世界』
 森口尚史『信じぬ者は救われる』
 小津安二郎FINAL FANTASY