アダムとイヴとかビートルズとかスティーヴ・ジョブズとか、みんな林檎のおかげなわけで

　先日、青森の親戚から林檎が一箱届いた。毎年、この時期になると送ってくれる。

　どうも私は、林檎に対して、過剰に信頼というか敬愛というか、そういった類の思いを寄せているらしく、林檎を定期的に食しているとこころなしか体調も良く、頭も冴えてくるような気までしている。さすがは知恵の実というべきか、私の過剰な林檎への愛の強さというべきか。

　まあ、林檎というのは、果物の中では堅さがあり、必然的によく噛んで食すようになるわけで、噛むという行為が本当に脳に良い刺激を与えるのだとしたら、林檎を食すことで頭が冴えてくるというのもあながち思い込みだけではないのかもしれない。

　ところで、リンゴ・スターが自分の芸名が日本語で「林檎」つまり「Apple」の意味だと知ったのは、いつ頃なのだろう。「すりおろしりんご」のCMに出演していたわけだから、今も知らないということはあるまい。アップルコア（アップルレコード）の設立とどちらが先なんだろう。