どうも、このブログは少々読み辛い。私の文章力や考察力の問題はともかくとして(あんまり言うと、結構深刻に凹む奴ですので、生ぬるい目で見るくらいにしてやってください)、レイアウトと言うか、まあデザインの問題に関してです。
そりゃ、やりようはあるのでしょうが、いかんせんネット全般に疎いものでして、調べてもピンとこなかったり、だいたい分かったとしても、失敗したら取り返しのつかないことになりそうで、おっかなくて手を出していません。まあ、「なんでもやってみなきゃわかんねーだろ!」と言って、あからさまに間違ったことをやって、本当に取り返しのつかない事態を招いている方々に比べれば、「石橋を叩いて渡らない」という生き方を選んだ方が良いんじゃないかと(壊れるまで叩いてしまうと、「やってみなきゃわかんねーだろ」系の人と変らなくなってしまうが……)。
さて、数日前「妊婦自身が運転しているわけでもないのに身障者駐車スペースを利用するのはクズ」という呟きを見たのだが、大抵の車椅子利用者は自分で運転していないし、そもそもあれは確か運転手であるか否かは関係なく、障害者や妊婦、怪我人等、車の乗り降りが困難な人のためのものだったはずだろう。「妊婦と車椅子利用者、どちらを優先すべきか」とか「そもそもすべての駐車スペースをもっと広くしないと」とか、そういう話もなしにこの発言。どちらがクズだか……。
しかし、障害者駐車スペースに関して、あれだけ色んな方向から色んな形で不寛容な厳しい意見が飛び交うのなら「そもそも障害者でも妊婦でも怪我人でもない者が車を使いすぎ」という意見がもっと出てきても良さそうな気もするのだがなあ。車が減れば、個々の駐車スペースを全てもう少し広くすることだって可能になる。そうなれば、よりハンデのある人が入口になるべく近い場所に車を停められるよう配慮するだけで良くなるはずなのに。
また、「店内を普通に移動できる人を障害者と呼べるのか?」というような意見も見られるけど、本当に普通に移動できているかどうか、こちらからは判断できないと思うし、それ以上にやはり駐車スペースに関しては、乗り降りの困難さへの配慮や移動距離の軽減等が大きいのだと思う。あまり苦もなく移動できているように見える、という意見がそれだけで通用するなら、ブライアン・コックス教授を轢き倒せるほどのスピードで移動するホーキング博士に障害者用スペースは必要ないという話になりそう(まあ博士ならサポートも厚いだろうから本当に必要ないかもしれないけど)。
ところで、マッチョとマゾがちょうど良いバランスで配合できれば、意識的には寛容でなくとも、結果的には割と寛容っぽい社会になるのではないか、という夢想をよくしている。たぶん、この世界に多いのは「自分に厳しく他人に優しい者」でも「自分に甘く他人に厳しい者」でもなく「自分に厳しくしているのだから、他人も同じくらい厳しい目に遭っていないと許せない人」なのだ。「自分より恵まれている奴が許せない」ってだけだと思うけどね。
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その他、呟き散らかしたこと。
オリビア・ニュートン・ジョンの「フィジカル」等に見られる「どうかしてた80年代感」は、確かにもう「狙って出来る」ものではないのかもしれないけれど、あの感覚を妙な方向に洗練、あるいは新解釈した結果が『てるてる家族』や『マッスルボディは傷つかない』だったのでは?と思わなくもない。
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『ニュー・シネマ・パラダイス』の話題がTLに流れてきたので、なんとなく呟くけど、あの映画のラストの有名な「フィルム」。あれも、トトとサルヴァトーレの物語を追ってきた観客だから一緒に涙を流せるわけで、何も知らん者からしたらエロ写真のスクラップノートみたいなものと思われても仕方ない。『ニュー〜』はまだマシな方だが、『海の上のピアニスト』の「寝てる彼女にこっそりキス」とか『マレーナ』のあんなシーンとか、トルナトーレ監督の恋愛絡み描写は結構犯罪じみている。
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私がはじめて観た人魚ものは映画『スプラッシュ』(ロン・ハワード/1984)なので、「魚部分を乾かせば人間の足になる」という設定がポピュラーなものであるとしばらく思い込んでいた。
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