大きな鳥と小さな鳥

 2016年は全体的に天候不順だったせいもあってか、やたらと体調を崩す。今も喉が痛い。

 さて、北海道の中では、比較的積雪が少ない土地でありながら、前述の通りの天候不順の影響か、すでに私の家の周りも雪で覆われており、庭や近くの畑には、人間やキツネなどの足跡が分かりやすく残されるようになった。どうも、この近辺はキツネが多いようで、畑の中に小型の足跡が目立つ。たぶん、餌となるものが多いのだろう。ウサギもいるらしいが、私はまだ見たことがない。

 キツネは毎年のことだし、ウサギは出くわしたところで恐れる必要もさほどないが、困ったのは鳥たちである。いや、カラスやスズメだけでなく、ハヤブサや白鳥が訪れることも珍しくないが、今年はどうも鳥インフルエンザが流行してしまっているようで、近隣でも感染した鳥の死骸が発見されたりしてニュースになっている。

 12月になってすぐのことだが、何の鳥のものかは分からないが、我が家の玄関フードのガラスにペリット(鳥が食べたもののうち、消化されずに口から吐き出されたもの)がべっしゃりと吐きつけられており、忌々しく思いながら清掃/消毒したのだが、吐きだした鳥もひょっとしたらインフルエンザに感染していたりしたのだろうか。しっかり消毒もしたし、いまのところ私の身体にも極端な症状は現れていないので大丈夫だとは思うが、ちょっと気にはなっている。