静養日記2 〜猟奇博物館の館長は良い仕事だと思うよ〜

 「夢オチの夢」というものを見てしまった。恥かしいシーンもあったので、詳しい内容は秘密とさせてもらうが、非常に後味が悪い。

 その「夢オチの夢」の中で、以下のような詩が朗読されていた。私の潜在意識的なものから生まれたのだろうが、意味はよく分からない。


  幕別猟奇博物館の
  館長である親友は
  今年三十一になるけれども
  彼女に宛てた恋文が
  まるで幼稚園児がはじめて
  書いた手紙の有様で
  あいつは天才だったのだから
  俺は友達だったんだ


 主治医に相談すべきかどうか、少し悩んでいる。