静養日記6 〜苦しいときは、薬のことさえ忘れてる〜

 昨日から急激に暑くなる。暑がりにはとても厳しい。寝ている時にかなりの量の汗をかいてしまったが、暑さのせいなのか、精神的なものなのか、よくわからない。だが、非常にさらさらとして水のような汗である。さらさらしすぎて、かえって不安にもなる。

 内服薬とは別に、不安や緊張状態が激しくなった際の頓服薬として「ロラゼパム」も貰っているのだが、習慣化されないせいで、どうにも飲み忘れがちである。不安/緊張状態が常のまま30年近く生きてきてしまい、むしろそのような状態が習慣化されてしまっているので、なかなか薬を飲もうという発想が出てこない。いまのところ、内服薬だけで、ある程度落ち着いてはいるのだが、もっと激しい症状に見舞われたときに、すぐ薬に手を出せるかどうか自信がない。