静養日記24 〜呼んだら来てくれるのなら、是非ともあいつの家だけで〜

 特にどこにも行かない静養生活を続けているので、幻の湖底人などには出くわさずに済んでいるのだが、呼んでもいないのに台風とやらがやって来るかもしれないらしく、明日はいつも以上に強固な姿勢で家にこもっていなければならない。

 すでに、少しばかり風が強まってきたように感じる。私には残念ながら、天候を操る力などないので、やり過ごすしかないのである。