日本プロ野球の監督は、大抵優秀な元選手であるが、大リーグの監督は、必ずしも優秀な選手だったわけではないらしい。
選手として優秀かどうかより、監督として優秀(人をうまく使うことができるか、とか)かどうかで選ばれている。
考えてみれば、それが当然なのだ。優秀な「選手」であることと、優秀な「指導者」であることは別の問題だ。特に、選手として「天才」だった場合、野生の勘のようなものでプレイしているため、それをどう伝えれば良いのか、まるでわかっていない場合もある。
スポーツ以外でも、優秀な「学者」「職人」等々が、そのまま「教授」や「指導者」となることがあるが、その人が「学者」や「職人」として優秀であると「教授」や「指導者」としては、まったく使い物にならないことも多い。スポークスマンが必要な場合だって、多々あるだろう。
研究一筋、芸一筋みたいな人間は、文字通り「一筋」なのだから、他人に教えることなんかできないのである。年に一、二回、「特別講師」のような形で、二、三時間の講演をしていれば良いと思う。
「見て覚えろ」とか「芸を盗め」っていうのは、教わる側に強制された普遍的理念ではなく、単に教える側が「指導者」として不適格なだけなのだ。だが、「理念」とか、そういう得体の知れないものを尊ぶ社会だと、どうしても理想的な教育体制は整わない。
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さよならポニーテールの新メンバーが発表された。
ボーカル参加の「ゆゆ」と「しゅか」。 facebook.com/sayopony
昨晩のイベントで、コメントと歌声が披露されたけど、うん、さよポニってる。
で、本日がファーストミニアルバム『なんだかキミが恋しくて』の発売日。
収録曲「ぼくらの季節」のPVは、でんぱ組.incの夢眠ねむが監督……これも昨晩のイベントで公開されたのだけど、必ず二回以上は観るべきですね。たとえ、「なんだ、大したことねえじゃん」と思っても、一回でやめないでほしい。そして、注意深く観てほしい。
さよポニがもっと広まったら、「さよポニ詐欺」ってのが生まれるんじゃなかろうか。
「私、実はさよポニのメンバーなんだ」とか……。
まあ、メンバーだったところで、「他のメンバーに会わせてやろうか?」なんてことができないし(なにせ、さよポニは、メンバー同士でさえ、ほぼ直接かかわったことがないそうだから。メンバー同士も、あのイラストのイメージしか持っていないのだとか)、偽ってみたところで、何のメリットがあるのかはわからないけど。
「ニセさよポニ」とかも出てくるんだろうか…。でも、それはそれで面白いかもしれない。
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