2013-11-01から1ヶ月間の記事一覧

カブの海、ホーチミン・シー

車なら40分程で行ける距離の川で先日、羆が目撃された。まあ、ここ北海道では、そう珍しいことではない。……そう、珍しいことではないし、多くの住民はそれをしっかり理解した上で散歩したりしているのだが、やっぱり出くわしてしまったらどうしようなどと考…

鬼蜘蛛(夢日記)

最寄りのauショップの店内を、私は「サザエさんの景色」と名付けている。ひとつもサザエさんらしい点などないのだが、夢の中の私はそう感じている。 入口の隅でしゃがんでいると、天井で多数のオニグモがじっとしているのがわかる。蜘蛛嫌いの私は、すぐにで…

酒を飲んで本音を語ることを良しとはしない高貴な友人が珍しくほろ酔いでかく語りき

「これは多分、年齢、性別、国籍問わずだと思うんだけど、他人から憎まれるっていうのは、何かしらいけないところが自分にあるからなの。これは、どんな場合においても絶対的な被害者なんかいないっていうのとはまた別の話。ただの妬みだって言われるような…

注:あなたの知能の低さを悪化させます

「よく噛んで食べると脳が刺激されて頭が良くなる」という話は、小さい頃から色んな場所で聞いてきたが、それなら巷に溢れる「ふんわりとろける食物」は、この国の未来のためにも殲滅すべきではないのだろうか。 せめて「食べ過ぎると、あなたの知能の低さを…

挨拶は、お静かに

今季限りでの引退を表明した石井一久が、『笑っていいとも』のテレホンショッキングに出演した際、「体育会系な元気の良い挨拶は、一般社会には受け入れられないので、挨拶の仕方を学ぶ意味でもサラリーマンとして働く」(引退後は、吉本興業の契約社員にな…

豆腐の国からやってきた青年

「さよポニLOCKS!」の第28回放送で「秋になると近所を周り出す焼き芋屋のおじさんが何年も見た目が変わらないので、焼き芋の神かもしれない」というリスナーからのお便りが紹介され、それに対してみぃなが「あれはサンタクロースと同じで、秋だけ焼き芋の国…

やっぱり貧すれば鈍する、万事休す、蠅の王、蠅の王

不幸な人間が逆境を乗り越え頑張った末に幸福や成功をつかみ取る物語っていうのは、「頑張れば、いずれ報われるはず」という根拠のない価値観を浸透させて、不幸になってしまう原因・要因の解決に向かわせない危険性もあるわけで、感動なんかしてる場合じゃ…

勘違いヒーローはいつだって世界を住みにくくする

悪気がない奴っていうのは、悪いことをしなくても済む状況であっても、そもそもその過ちを過ちと思っていないどころか英雄的行為だと思い込んでいるので、結果的に悪い事を悪い事だとわかってやっている悪人よりも被害が大きくなるという話。 ――――――――――――――…