2020-12-01から1ヶ月間の記事一覧

SOME DAY,THAT PLACE IN TIME(さよなら、2020)

みうらじゅん先生の「みうらじゅん賞」に倣って、私を楽しませてくれた人・ものなどを勝手に称える「みづきうりゅう賞」。令和に入り本家「みうらじゅん賞」は“権威・濃すぎ”になった(?)授賞式を改め、原点回帰的な発表になっておりましたが、こちらは権…

うさぎは可愛いものだ

天才に努力されると凡人は敵わないので「うさぎとかめ」みたいな話を有り難がるのである。あれは結局、やっかみによる勝手な憶測の話だ。だいたい、うさぎを悪者のように描いている時点で好きにはなれない(かめが嫌いなわけではないけれど)。 たびたび目撃…

今年も皮膚の出血大サービス

60歳くらいになったら好かれるようになるんじゃないんですかと言われたことがあるが60歳まで元気でいられる自信がないし、ひょっとしたら死ねば好かれるということの婉曲表現かもしれない。しかし、死んだら好かれるという自信もない。すっきりされる可能性…

「僕が小学生のころ偶然に知り合ったある担任は僕に向って偉そうに言ったとか言わなかったとか」

「完璧な教師などといったものは存在しない。完璧な生徒が存在しないようにね。」 僕が小学生のころ偶然に知り合ったある担任は僕に向って偉そうもなにもそもそもこのような言葉をかけたりはせず、他のクラスメイトたちと流行りのゲームと流行りの音楽の話ば…

海の向こうで先公が恥じらう

教師に対する侮辱的表現である「先公(センコー)」という言葉。どうやら明治時代には既に生まれていたようで、なかなか歴史ある侮蔑表現らしいのだが、創作物などを除くと、実際に教師を「先公」呼ばわりしている児童・学生を見たのは一度だけである。 使っ…

ハマちゃんとスーさんが「景色」に変わる時

「途中で眠ってしまっても目覚めた時に目に映るのは、眠る前と同じような水びたしの場面」という点だけで言えばアンドレイ・タルコフスキーの映画と『釣りバカ日誌』は共通しているのではないかと考え、ではタルコフスキーが『釣りバカ日誌』を撮ったらどん…

悪くも恥ずかしくもないけれど言えない事情なんていくらでもある

たとえば隣の家が火事になったり、あるいはアパート等で別の部屋から出火したりすると自分の住まいにも多かれ少なかれ影響はあるわけで、ほぼ無事に済んだとしても不審火だったりすれば事情聴取なんかに協力することになるかもしれない。そうなれば当然、そ…

大切なことはすべて○○が教えてくれたと自信を持って言える人がいるのなら、その人はたぶん何か大切なことを忘れている

タイトルで書きたいことを書ききった感があるので、「私はそう感じている」というだけのことだと記しておく。 そして、テレビドラマ『大切なことはすべて君が教えてくれた』は、好きな作品ではないが傑作だと思う。そういうこともよくある。 大切なことはす…

あの日のカート・ラッセルとマーティン・ショートは大塚明夫と山寺宏一だった

カート・ラッセル主演の『キャプテン・ロン』というコメディ映画がある。そのなかでラッセルが「ジャングルの中にはゴリラが出るぞ」とマーティン・ショートに忠告するが実際に出たのはゲリラだったというシーンがあった。 この映画を観たのは、まだ小学校低…