2016-01-01から1年間の記事一覧

SOME DAY,THAT PLACE IN TIME(さよなら、2016)

その年、特に私を楽しませてくれた人・ものなどを勝手に称える「みづきうりゅう賞」。「みうらじゅん賞」にちなんでひらがな表記にしたわけなので、今年からは、本家と同様に枠は5つということにします。 ただし、音楽アルバム、映画、小説、漫画、テレビド…

若どりの歌

♪パパとぼくは炭火焼き ママとわたしはから揚げで 鳥せいチェーンの フレッシュ若どり食べて 「美味しさの大満足」 お待ちしてます 鳥せいチェーン 鳥インフルエンザの流行からくる風評被害への警戒ゆえか、地元で人気の「若どりの鳥せいチェーン」のCMが例…

しらない夢

昨晩、夢の中で嫌いな有名人がももいろクローバーZと対談しており、そのなかで「伝説や物語というものは、偉人を我々と近い存在だと思わせる作用があるので、それはたいへん危険なことでもある」と語っていた。夢の中の私は「珍しく良いことを言うなあ」など…

大きな鳥と小さな鳥

2016年は全体的に天候不順だったせいもあってか、やたらと体調を崩す。今も喉が痛い。 さて、北海道の中では、比較的積雪が少ない土地でありながら、前述の通りの天候不順の影響か、すでに私の家の周りも雪で覆われており、庭や近くの畑には、人間やキツネな…

壁なんか見たくない

何年も貼られたままのポスターというものになぜか惹かれる。私が買い出しなどのために、頻繁に足を運ぶ街には、いまだに映画『リトル・ブッダ』のポスターが貼られている店があり、近くに行くと、ついついぼんやり眺めてしまう。日本公開は1994年なので、お…

アッパルは、たぶんアップルとは関係ないけれど、青森のおじさんからリンゴが届いて割と幸せ

とにかく思いついたことをそのまま書くと、「アッパル山 とどのつまり やり直したい はっけよい ぽっぷるぽっぷる カタレイト 巻き毛のジェリーさん」という、錯乱したような意味のない文章ができあがるのだけれど、どうせ中身のあるブログなんて書けないの…

カステラもいいね

「ホットケーキ」よりも「パンケーキ」のほうが好きだ。同じものじゃないのか、という声が聞こえてきそうだが、調べてみると、差があるようなないような、とりあえず諸説あるようです、といった曖昧な話が多く、私には判断のしようがない。じゃあどうして「…

前提がおかしい人

ジャパニーズ・ハードコア/ノイズアーティストの偉人(奇人?)・山塚アイ氏が率いたユニット・ハナタラシの映像に対して「歌ってないじゃん」というコメントが書き込まれているのを見たことがある。 猫の死骸をチェーンソーで切り刻んで客席に投げつけたり…

死ぬまで生きるだけの人生

「スタントマンなど、命の危険に晒されることの多い男性は、子孫を残そうという本能が働くのか、フェロモンが出ている」という話を、以前『ヨルタモリ』(リリー・フランキーがゲストの回)でタモリさん、否、岩手のジャズ喫茶マスター吉原さんが語っていた…

なぞのやさい星人あらわれず

ツイッターで「田舎の恐ろしい所を紹介しよう」というツイートが流れてきた。私の在住地は間違いなく田舎なのだが、基本的に当てはまる要素はなく、北海道の「田舎観」とそれ以外の日本(北海道の人間的に言えば、いわゆる「内地」)の「田舎観」という大雑…

どうにも我慢ならない

ゲスの極み乙女。の川谷さんの不倫騒動の際、SEKAI NO OWARIのFukaseさんが「俺はかれらの作る音楽を支持する」と発言したことに対し、「音楽を作る者としてはまっとうな答えカモだけど、詳細が不明な渦中の中では微妙な気が」などと呟いていた人が、猫漫画…

珍事

日本ハムファイターズをそれほど熱心に応援しているわけでもない知人Aが、熱心なファンである知人Bの相棒の代理として優勝パレードに同行(B氏と相棒氏は優勝パレードのツアーを予約していたのだが、相棒氏が直前にケガをして行けなくなったらしい)、そして…

怨念の炎はスケートリンクを溶かすことができなかった

北海道の片隅に存在する私の在住地域も、すっかり雪に覆われてしまい、どこを見ても白色ばかりのつまらない景色になってしまった。「トンネルを抜けると、そこは雪国だった」というのは、たしかに感動的かもしれない。毎年、最初に雪が積もった時は、長年雪…

「僕がセイウチだった頃、A君はチーターだった。わかるかなぁ、わかんねェだろうなぁ。イエーイ」

小学6年生の夏のある日、通学路で犬が死んでいた。死後、かなりの時間が経ったものらしく、骨が見えるほど腐敗が進み、蛆が大量に湧いていた。 犬が死んでいたのは、通学路の中でも学校にすぐ近くの地点で、つまり、ほとんどの児童が通過しなければいけない…

「あまりストレスを溜めこまないようにしてください」「ムリなので世界を変えてください」

馴染んできているのではなく、ちゃんと回復していたらしい。もちろん、完治というわけではないし、また悪化する危険性だってあるけれど、聞こえの検査の結果、両耳の聴力はどちらも正常の範囲内になっていた。 さて、耳が不調だったもので、この二週間ほどは…

頭痛は治まったので、バファリンは半分だけほしい

蝸牛型メニエール病と思われる耳の不調は、処方された薬が効いているのか、徐々に回復しているように感じる。もっとも、そう感じるだけで、症状に馴染んできてしまっているだけかもしれない。それでも、雑な人間なら素人判断で勝手に「治った」と思い込み、…

あらゆるものに弱いが薬には強い男

先週くらいから風邪のような症状が続き、土曜あたりから少し耳の調子も悪くなった。風邪気味の時にまれに起こる耳の不調(気圧の関係でよく起こる軽い耳閉感のようなもの)だと思って、なるべく無理をしないようにしていたのだが、月曜の朝になって左耳だけ…

♪馬車よ、僕を乗せて「すいません、そこは家族の席です」故郷へ走る

♪哀れなトム・ドゥーリー 嘆いて泣いて 哀れなトム・ドゥーリー 縛り首だよ 風邪をひき、熱とだるさでぼーっとした状態のまま布団にくるまっていたら、なぜか口ずさんでいた「トム・ドゥーリー」。しかも、歌詞が吹替え版『フルハウス』でダニーが歌っていた…

武器、鎧、盾、兜、装飾品の順番になっていないと嫌

最近、思うところがあって、暇を見つけては、SFC版の『ドラゴンクエストⅥ 幻の大地』をプレイしているのだけれど、かつてプレイした時よりも目が疲れやすくなったように感じるのは、年齢のせいなのか、単純に視力が落ちたせいなのか、はたまた使っているテレ…

ハンバーガーよりもホットドッグのほうが多く食されている

たまにテレビなどで、フォークとナイフを駆使して少しずつ切り崩して食すほかない巨大なハンバーガーを見かけるが、そのたびに私は「なんのためにパンの間に肉を挟んだんだ。食いやすくするためじゃないのか? それをハンバーガーと呼んでいいのか?」などと…

映画『原始のマン』で使われていたのを聴いたのが最初

ピコ太郎の「PPAP」を観て、すぐに浮かんだのはライト・セッド・フレッドの「I'm Too Sexy」だったのだけれど、色々キーワードを変えて検索してみても、ヒットするものがなくて残念。 さて、「I'm Too Sexy」の映像だが、これは別にブルース・ラ・ブルースの…

喫茶店の片隅でボブ・ディランを聴いた経験がない

みうらじゅんの『アイデン&ティティ』には、ボブ・ディランが「主人公にだけ見える助言役」として登場するが、私の夢にもボブ・ディランが現れたことがある。なぜか英語で「ドラえもんのうた」を唄っていた。「♪Hey Takecopter」という部分の唄い方が、まさ…

さよなら20世紀の梨たち

やけに大きな梨をいただいてしまい、特に好きなわけでもないのに、傷んでしまうと勿体ないし、なにより腐敗した食物が家に存在していること自体が許せないので、無理をして急いで食す。梨というのは、スイカほどではないが、ほとんど水分の塊であり、食後し…

もはやこれまで

寒くなってきたせいか、どこからともなく光に誘われた小虫が舞い込んできて、耳元でぷうううんと音をたて、私の擦り切れやすい神経を集団で甘噛みしてくるようなこともなくなってきた。目視できていない小虫を振り払おうと、手を耳元で思いきり振って、勢い…

眠くなる前にやればよかったのだが、そうもいかなかった。

深夜から夜明け直前くらいまでの時間は、何を言っても、何を考えても、すべてが面白く感じてしまう魔の時間であるとよく聞く。逆に、眠くなりはじめの時間というのは、何を言っても、何を考えても、すべてが面白くなく感じる時間である。ちょうど、私がこの…

リンゴの木の下でカボチャを育てる

祖母の家に行くと、大抵2、3個のカボチャが玄関に置いてある。庭で栽培しているものなのだが、祖母の家だけでは食べきれず、よくもらってくる。 カボチャの栽培は比較的簡単なようで、それゆえに第二次大戦中の日本では「欲しがりません勝つまでは」などの標…

下等生物たちの夕暮れ

二階の窓を開けると手が届きそうなところに電線が通っているのだが、実際には届きそうなだけで、どんなにギリギリまで無理をして身体を窓から突き出しても手が電線に触れることはなく、いくら私の脳の中のバカな部分が「やってみたら届くのとちゃいますの? …

おやすみ世界

眠い時には眠る。これが許されない環境だと、私はおそらく生きていけなくなる。専門学校時代には、頻繁にそんな環境下に置かれてしまい、そのせいか、私の身体は6年近くほぼ使い物にならなかった。 さて、今日は朝からとても眠いです。生きていけなくなると…

「まずは君が落ち着け」(@『シン・ゴジラ』)

映画版『聲の形』の日本語字幕付上映(聴覚障害のある方へのバリアフリー的上映)に対する要望というか批判というか、まあそういった様々な声があがって、ちょっとした炎上状態になってしまっているようなのだが、数少ない冷静な方々(というより、根気のあ…

紫煙を支援はしないが私怨もない

神奈川で一人暮らしをしていた頃、用があって私の部屋にやって来た映画学校の同期生から「タバコを吸っていいか」と聞かれたことがある。私は非喫煙者だが、さほどタバコの煙は苦ではない。もちろん、身体に良いものではないから、好んで煙に巻かれたいわけ…