投稿日付を未来に設定して常にブログのトップに表示されるようにする、というのは説明するまでもないことのような気もしていたのだけれど、わざわざコメントで突っ込みを入れている人を見かけたこともあるので、念のため、先にその旨を書き記しておきます。…
社会全体の息苦しさに改善の傾向は感じられないものの、それを誤魔化すかの如く、私の居住区域のような僻地においても、クリスマスのイルミネーションとやらが公共施設だけでなく、一般住宅でさえ目につくようになった。当たり前の光景とまではいかずとも、…
私が小学校2年生だった時、西暦は1994年、ノストラダムスの予言を否定することはできても、1999年7の月が何事もなく過ぎ去るかどうかは誰にも断言できなかった頃である(そもそも、1999年7の月どころか、今現在以降の世界がどうなるかは常に分からない)。 …
部屋が綺麗なのは、日々の掃除が丁寧だからなのか、せっかく掃除した場所をなるべく汚さないように暮しているからなのか、やればやるほど他の場所も気になって、毎日の清掃範囲が拡がってゆき、年に一度の大掃除も半年に一度になり、やがて一度の分量は減ら…
眠りに落ちる少し前、久しぶりに耳の奥が痒くなり、これはひょっとしてと思っていたら、案の定38度超えの発熱。喉をやられ易いせいか、昔から熱の出る前日あたりに耳の奥が痒くなる。軽度のアレルギー症状が出たときのような、そこそこに強い痒みで、何度か…
忘年会という催しの根本的な意味に関して薀蓄を語ることはできないが、文字から連想するならば、やはり一年の憂さなどを綺麗さっぱり忘れ去って新たな年への活力を得るための集い、あるいは一時だけでも嫌なことを忘れられるよう楽しく過ごすための集いとい…
一昨年から昨年にかけて、実は結構な頻度で近所に熊が現れる夢を見ていたのだが、元々熊の出没を警戒すべき土地に住んでいるうえ、目撃情報や注意喚起なども既に以前から見聞きしていたため、本年の異常とさえ言われる熊被害の予知夢だったなどと述べるつも…
小学、中学、高校、専門と進んできたわけだが、どうにも自分の代は全て「ハズレ年」と捉えられている気がしてならない。「粗悪」や「劣等」というより「失敗」の感が強い「ハズレ年」。 ぼくたちの失敗 - 森田童子 [Analog] アーティスト:森田童子 UNIVERSAL…
2022年にタラバガニヌマ・イケカワズ氏がとある野良AIと共に学んだ「2034年に予想された2050年の世界は2072年においてレトロ・フューチャーと呼ばれているか否か」という議題によって得た報酬が「2022年の世界における未来米」だったが為に発生したのが2024…
1995年から2005年にかけて、NHK衛星第2およびNHK教育(現:Eテレ)で放送されていた『ハッチポッチステーション』は、メインキャストであるグッチ祐三の趣味とセンスが遺憾なく発揮された人気番組だったが、とりわけ童謡・唱歌を海外アーティストの有名曲と…
イソップ寓話の「嘘をつく子供」。おそらく、「狼少年」や「羊飼いと狼」と言った方が伝わり易いと思うが、“退屈しのぎに狼が来たと嘘の報せを繰り返し行なった少年(羊飼い)が、いざ本当に狼が襲来した際は信じてもらえず、誰も助けに来てはくれませんでし…
我が家の庭に数本のキノコが発生していた。食用になる種類だと思うが、多少の興味があって図鑑等をよく読んでいた程度の知識では確証が持てない。なにより、その姿かたちや生態に興味があるだけで、食材として好んで摂取しているわけではない。極限まで飢え…
最近、出かけるたびに動物の死骸を見つけている気がする。『北の国から』な土地ゆえ、死骸を探すことを目的に歩いているのであれば、むしろ見つからない方が難しいのかもしれないが、野生動物の調査をしているわけでもないし、そこまで猟奇的な趣味を持って…
骨だけになると、大抵笑っているように見える。人間に限らず、ガイコツのキャラクターというのは、ユーモラスな奴も多い。「終わりよければ全てよし」の最終形なのかもしれない。 アルゴ探検隊の大冒険 [AmazonDVDコレクション] トッド・アームストロング Am…
実家の2階、北側の窓からは、幼稚園からの同級生・スザクヤマミスタ君(仮名)の家が見える。4キロ近く離れているが、畑ばかりの平野な土地のうえ、ちょうど防風林の切れ目に位置しているため、こちらからは5ミリ程に縮小されたスケールで家の外観を確認する…
小学校時代の同級生から、名称の思い出せない給食メニューがあるので「記憶を貸してほしい」と頼まれた。SF作品のように記憶をそっくり貸すことなどできないので、普通に「力を貸してほしい」と言ってくれれば良いのだが、比喩だと分かっていても、あまりに…
畑作だけでなく畜産も盛んで、住宅・公衆問わず汲み取り式のトイレも少なくない土地に住んでいると、どうにもハエの多さに悩まされることが多い。北海道ゆえにゴキブリに関しては、とりわけ人や施設の密集したような都会であっても遭遇の機会はさほど高くな…
病を疑うほどに眠い。眠り足りないままの寝起き感覚が2~3日継続しているような状態。 なにゆえ、こんな有様なのか。心当たりは多すぎて、今の体調では有力候補を絞るだけの体力もない。はたして、この記録もブログにきちんと更新できているのか、まったく自…
母校の小学校は閉校して久しいが、校舎自体は古いものでなかったため、現在はどこぞの企業が社屋として利用しているらしい。しかし、劣化や損傷の目立っていたプールに関しては、再利用など考慮にも値しなかったようで、既に跡形もなくなっている。閉校まで…
好きなものでも大量に与えられ過ぎると嫌いになってしまうというのはよく聞く話で、たとえばみうらじゅん先生は小学校低学年くらいの頃、好きだったチキンラーメンを親が段ボール(50個くらい入っている)で購入してきて、すっかり嫌になってしまったらしい…
バッドテイストやビザール的な感覚を嫌悪している者たちが好む対象から秘められたおぞましさが露わになる事もあるが、それは大抵バッドテイストでビザール的な感覚に惹かれる者ですら目を背けたくなるほどのおぞましさである。 もっとも、対象自らが敢えてそ…
どうも今年は蝶と蛾が多い。 虫に詳しい者であれば、蝶と蛾の昆虫学上の違いをつらつらと述べるところだろうが、特に詳しくない、それどころか知りたくもないほど虫嫌いな人間にとって、おそらく蝶と蛾の決定的な差は「落ち着きがあるかないか」だと思ってい…
猫が捕えたネズミを飼い主のもとへ持ってきてしまうという話はよく聞くが、どうも近隣ではリスを捕まえてしまう猫が結構いるらしく、猫とリスならリス派な私としては心を痛めている。ちなみに、衛生上の問題がなければ、猫とネズミでもネズミを推す。たぶん…
色々と限界。 涼しげなものだけ見せてほしい。 NHKスペシャル 見えないものが見える川 奇跡の清流 銚子川 作者:NHKスペシャル取材班,内山 りゅう,近藤 玲介,平嶋 健太郎,富川 光,森 哲也 山と溪谷社 Amazon あなたの木陰 小さな森の薬草店 作者:萩尾 エリ子 …
道端のゴミ袋だと思ったものがカラスの死骸だったというのが、星座占い的には運勢第1位らしかった本日のハイライトである。それもこれも暑さのせいかもしれない。そうでないにせよ、人を怨むより気候を怨む方が少なくとも凶悪犯罪は起こしにくい気がする。 …
掃き溜めに 鶴など居らず 機織らず 御器噛を 集めて放つ 御上かな つるばら つるばら (白泉社文庫) 作者:大島弓子 白泉社 Amazon
かねてから不快に感じていたらしい人物が不祥事を起こした際は、嬉々としたような口調で批判を述べていたのに、自身がその人間性や才能をかつて賞賛した人物の不祥事となると、まるで気付いてすらいないように沈黙を貫いたり、あるいは無理にでも納得できる…
頭の悪い者でも「私は頭が良くないので」という言い訳を考えるくらいのことはできる。 それが言い訳にならないかもしれないと思い至ることができれば、実際に「頭が良くない」程度までは成長できたと言える。 錦鯉独演会「バカが来た」 (DVD) 錦鯉 Amazon
子供の頃の楽しい思い出というのも、大抵はその陰で親や他の大人が我慢していたり、未熟な自分が我儘を通していたりで、思い返すと反省させられたり申し訳なく思ったりで、どうしても楽しいだけの想い出として振り返ることができなくなる。「楽しかったのは…
感嘆の意を込めた誉め言葉や、単純に人相が変わってしまった者に対する驚きの場合は別として、「同じ人間とは思えない」という言葉は、どうにも傲慢な言い方に感じる。どれだけ酷い対象であっても残念ながら「同じ人間」である。ゆえに、何かのきっかけで誰…