雑記

冷たい校舎じゃ眠れない

愛知県で起きた中学生刺殺事件の翌日、事件のあった中学校での全校集会において校長が「この中学校はみんながひとつの家族のような学校だと思っている」と語り、全員で黙祷したとのことだが、加害者の少年が供述している通りのいじめがあったのかどうかを抜…

家に帰って卒業して記憶と折り合いをつけるまでが修学旅行

私の父は、現在70代前半で、高校時代の修学旅行は空路ではなく、長い列車の旅だった。観光の記憶よりも、列車内の記憶の方が濃いらしい。 それだけ列車移動の時間が長かったということもあるだろうが、それ以上にクラスメイトの女子が一人、重度のホームシッ…

散々クド

『孤独のグルメ』でお馴染みの久住昌之が泉晴紀とのコンビ「泉昌之」名義で発表した短編漫画『最後の晩餐』(名短編集『かっこいいスキヤキ』収録)は、スキヤキに対する己の美学を貫く男の悲喜劇(と言って良いかどうかはわからないけれど)であるが、作中…

じーっとみてると盗人に思われちゃうよね

映画館で拾った財布を係員に渡したものの、その後どうなったのかが分からずじまいで少々不安だという話は以前書いたが、財布に限らず落し物を見つけると、そもそも触れて良いものかどうか悩んでしまう。 別にコロナ禍だからというわけではなく、持主が他人に…

絵を描かされた子供たち

白い画用紙に黒色で斜面を表す線を一本描く。線の上には先の曲がった板を足に装着し、両手に棒のようなものを持った人間らしき形を描き、あとは左上か右上の余白に記号的な太陽を描いておく。これで3・4時間目「ずがこうさく」の授業での課題「スキーきょう…

憎悪対象である某球技への心情と信条

北海道日本ハムファイターズの監督、否、BIG BOSSに新庄剛志が就任した。地域密着し過ぎな感もある地元新聞を含め、連日各種メディアがあれこれ騒ぎ立てている。 新庄剛志氏は嫌いじゃない。古書ではあるものの、関連書籍を読んだこともある。私にとっては、…

骨を砕かせて歯を磨く

右腕の鈍痛がどうやら歯磨きのやり過ぎによるものだと診断されたものの、歯医者さんから褒めてもらうことに命をかけている私には、これまでより磨く力を抑えることはできても、磨く時間を短縮することはできない。力を抑えている分、長くなっている気もする…

ムショの糸

高校生の頃、地元の小さな映画館で財布を拾ったことがある。どうやら、直前までの上映を鑑賞していた老人のものらしく、別にこれから観ようとしていた作品が『刑務所の中』だったからではないが、魔が差すこともなく、すぐに受付に届けておいた。 映画館の経…

深夜のラブホで「見えない二人」

幼少期に何度も訪れたり、近くを通ったりした馴染み深い場所のうち、数か所が現在は心霊スポットとなっている。比較的、世間に対しての恨みつらみが激しい子供だった気はするが、だからといって私が原因ではないはずだ。30代も後半に差し掛かれば、幼少期の…

あの時はまだ目覚まし時計は歌っていた

投票率を上げるための様々な取り組みがニュースで報じられているのを見たが、つい先日、長年地元の投票所として活用されている地域会館の傍に住んでいる知人が「会館が必要もなさそうな改装工事を行っていて、投票日までに終わるかどうか心配」と言っている…

百億の昼と千億のチピチピ天国な子供たち

戸籍上は存在していないが何らかの理由(『誰も知らない』的状況下の子供たちが、宝くじが大当たりした直後の親を殺害するとか)で金だけは有り余っている子供たちが、たびたび幽霊のように表の世界に現れて豪遊し続ける物語を書いてみたいのだけれど、今の…

来るべき来そうにない世界

11月前だというのに冬のように寒い。暑がりの私が寒いと言っているのだから、間違いなく寒いはずである。地元の天気予報も寒いと告げている。 しかし、繰り返しになるが、まだ11月にもなっていないため、服装を完全な冬物にしてしまう決心もつかない。日用品…

「それより僕と踊りませんか」とは言われたけれど、輪になって踊るとは聞いていない

小学校6年時の学習発表会で下級生たちが「北の国から」のテーマ曲を合唱していたのだが、これが集団の呻きにしか聞こえない代物で、見守っていたご家族の皆様もさすがにざわついていた。あからさまに日頃の学習が失敗している様を保護者や他学年の児童、教員…

荒野に太いホースで水をまく

テレビドラマ版『古見さんは、コミュ症です。』を観ていて、幼稚園の頃、級友と手を繋がされた時、やけに湿っていて気持ち悪いと感じたことを思い出した。おそらく、私の潔癖気味の性分が芽生えた瞬間であり、同時にどうやら自分は他人よりも手が乾燥してい…

信じることはできないけれど、信じたいのは嘘ではない

「“あの人のことを悪く言う人はいない”というのは、周りに他人を悪く言うような人がいないということ」といった旨の発言を耳にしたのだけれど、周りの人間が“あの人”以外の悪口を言っていないのかどうかなど確認しようもないので、それがわからない限りは希…

電化製品は火葬場の夢を見るか?

家電が駄目になるタイミングが重なるというのは、なかなか精神にくるものがある。おおむね、家電を買い替えるタイミングというのが、引っ越し等で同時期になったりするため、必然的に寿命が同じくらいの製品がたて続けに御臨終なさるのが要因とひとつとして…

想像してごらん。世界のクロサワに家を壊された者が映画を楽しめるかどうかを。

「やってみなくちゃわからない」と助言するからには、「やってみたけど駄目だった」場合の責任をとって欲しいと思うわけで、ゆえに私は、たとえ「やってみなくちゃわからない」という考えが浮かんだとしても、自分だけの問題ならばともかく、他人への助言と…

お猫を撮りたがるカモども(猫たちはあなたの危機意識を知っている)

『世界ネコ歩き』でお馴染みの岩合光昭によると、猫に対しては「君に興味はないですよ」というような雰囲気を出しておいたほうが警戒心を解いてくれ、結果的に交流もしやすくなるらしい。たしかに、私はそもそも猫が極端に怖いわけでもなければ、見つけ次第…

僕の見たスピルバーグの話していた相手は無線士の父親と宇宙人ポール

「マーシャル諸島のラゴス島に生息していた恐竜の生き残り(ゴジラザウルス)が、ビキニ環礁の水爆実験によりゴジラ化した」 『ゴジラVSキングギドラ』で語られるゴジラ誕生秘話である。劇中では、ゴジラに変貌する前のゴジラザウルスを別の場所へテレポート…

ここは、アルカローズの村よ

RPGに登場する町や村の入口付近には、「ここは○○の町(村)よ」と地名を教えてくれるだけの人物がよくうろついているのだが、基本的に何度話しかけても同じ反応しかしない彼ら彼女らに対し、しつこく話しかけ続けると、そのうちブチ切れて襲いかかってきたり…

そして血が滲むほど身体を洗う

仮に必ず願いの叶う方法があったとして、その方法によって好きな人の幸せを願った途端、相手への想いが冷めるのではないかと考えることがある。自分が相手を好きでいることが相手にとっての不幸に繋がるのであれば、「願いが叶う」は「自分の想いが冷める」…

努力の必要性を説くための努力が不充分であるらしい人たち

努力できるのは幸福である。 努力が必要なのは不幸である。 努力を強要されるのは被害である。 充分な努力というものは、基本的に健康体でなければ難しいし、身体だけが健康であっても、その恵まれた身体を活かすことができないほど悪い環境に置かれていては…

「降霊ドライバー」という不穏な誤変換

通院先までの道のりは、やたらと免許を返納したほうが良いのではないかと思わせられる高齢ドライバーに遭遇する。ゴールドペーパードライバーな私では対応する自信がなく、バスやタクシー、あるいは同日に用事のある身内などに乗せてもらっている。 しかし、…

車は“悪魔”でも快適に暮らす道具(狭い日本を急ぎ過ぎた悲劇)

煽り運転に関する報道が話題になるたびに、被害者側の過失を指摘する声もあがり、たしかに非があるように思えるものも少なくないのだが、わざわざ「煽らせ運転」などという言葉を使いたがる者を見ると、「あんたはきっと頻繁に煽っているのだろうな」と邪推…

酷暑と汚水とカイワレ大根

コロナ禍の収束は、まだ先のことになりそうだが、好きな作家やアーティスト、芸能人などが2度目のワクチン接種を終えた報告も耳にするようになり、個人的な不安材料は少しずつ解消されている。妙な話を信じて頑なにワクチンを拒否するような者も多いなか、そ…

本日の星に願いを

「こんなこと言うと嫌われるかもしれないけれど」だの「嫌われるのを覚悟で言うけど」だの、わざわざ嫌われるかもしれないと前置きして、自分は嫌われたことに気づけないほど無神経ではないよとアピールし、実のところ嫌わないでほしいことも匂わせ、なんな…

バックドロップ中にドロップを舐めるのは当然危険である

龍角散が「こっそりなめられる」を売り文句に「のどすっきりタブレット」のCMを放送し始めたのは、2018年の熊本市議会における「のど飴騒動」(質疑中にのど飴をなめていた議員が退席を命じられた騒動)がきっかけだったはずで、この騒動に関しては「日本社…

クマさんとサルマタケ

松本零士が押入れに生えたキノコをちばてつやに食べさせたことがある(ラーメンの具にして出した)というのは『トリビアの泉』で知った話だが、食べさせたということよりも『男おいどん』に登場するサルマタケが実在したことに驚いたのを覚えている。サルマ…

雀荘へ届くのは麦たちの声

パチンコ店で新型コロナウイルスのクラスターが発生しないのは、「喫煙率が高いので異常なほど換気がしっかりしている」、「黙って台に向かっているだけでは感染リスクは高くない」という2点が大きな理由らしいのだが、そこから考えると麻雀の感染リスクは少…

ここ数年の平熱は36度2分ほどでした。

前回の日記は2度目の新型コロナウイルス予防接種当日の夜に記したのだが、「2度目の接種のほうが副反応は出易い」という情報に気をとられすぎて「翌日に副反応が出易い」という点を失念していた。起きたらしっかり発熱していました。 とは言っても、なんとな…