2014-01-01から1年間の記事一覧

2014年、世の中は色々あったみたいだけど、俺にとってのあんたはそこそこ良い奴だったぜ。

明日からは、2015年……ということは、「1995年」から20年……。 1995年。少なくとも私の小学校で一番流行っていた歌は、「LOVE LOVE LOVE」でも「WOW WAR TONIGHT」でも「TOMORROW」でも「ロビンソン」でも「カローラIIにのって」でもなく、あまり歌っちゃいけ…

なんてったって四人……いや五人はアイドル!――世界にはアイドルが必要だ(真子晃一『コズミックアライブ』考察/感想)

12月25日に発売された同期の星・真子晃一先生の小説家デビュー作『コズミックアライブ』。雪まみれの北国ゆえ、さすがにフライングゲットとはいかなかったが、注文してあった2冊は、ありがたいことに発売日に我が家に届けられた。 当初の予定では、今日のブ…

「道民は、“寒くなってきた”ってだけじゃ、冬を感じないものさ」

「I've got blisters on my fingers!(指にマメができちゃったよ!)」(ビートルズ「Helter Skelter」のラストのリンゴの叫び) 私も除雪のせいで指にマメができちゃったよ! マメが潰れて、乾燥によるひび割れとも合わさって、また血まみれだよ! 【ドラ…

名言ばかりはありゃしない

某番組の名言コーナーで紹介される名言の大半が、ちっとも名言だと思えない。 名言集から外したい名言集は、こっそりこつこつ編纂中。

「ねぇ、『奇跡』ってなんだと思う?」 「蛇口からカネが出てくるようなことかな……なんてことを思ってしまう汚い心が浄化されることかな」

【ドラマつきMV】コズミックアライブ「ミラクル宇宙大作戦/ライブver.」 同期の星・真子晃一先生の小説家デビュー作『コズミックアライブ』発売まで、あと約一週間。オーバーラップ文庫広報室では、第一章の立ち読みも公開されておりました。↓http://blog.ov…

タコ焼きにマヨネーズは「必要」ではないだろ

チーズとマヨネーズは、出しゃばりすぎだという話は以前したはず。 チーズやマヨネーズのような人間ってのも結構いて、当然嫌いです。

奇跡は起きる。ただし、私にではない。そして、真子先生は「奇跡が起きた」のではなく「奇跡を起こした」のだ。

【ドラマつきMV】コズミックアライブ「ミラクル宇宙大作戦/ライブver.」 『コズミックアライブ』の作者・真子晃一先生は、私とラジオ的なことをやろうとした仲なんだぜ。やろうとしただけで、実現はしていないんだぜ。もし、実現していたら、真子先生にとっ…

火を見るより明らか

火を見ると何故か興奮するので、私が悪の道に染まっていたなら、きっと放火魔だったんじゃないかと思う。

呟く勇気

「思考の裏っかわしのどっか片隅で、常に世間様は冷ややかだと考えてたら、脳ミソがチーズとタマネギの塊だね。でも、それってバーガーでもサンドウィッチでもなく冷めたピザ? どんな案件でも清潔に、2度は考え直してる。でも脳ミソがチーズとタマネギの塊…

賞味期限は、その日からが腐敗期間。

売れ残って廃棄される食品……などという大きな話ではなく、一家庭の中で、期限切れ食品を捨てるのが勿体ない、私は捨てない、なんて人がいるが、そもそも期限が切れてしまうような買い方/保存をしているからいけないわけで「勿体ない」なんていう価値観を出…

「なんでもは聴かないよ。聴いてるものだけ」

DEEN「JUST ONE」、西脇唯「君がいるから・・」、中西保志「それでいいよ」、小田和正「ラブ・ストーリーは突然に」、徳永英明「魂の願い」……。90年代J‐POPの話をしたいわけではない。これらは、ネット上で見つけた『聲の形』の主題歌として推されていた楽曲…

将也と硝子の未来だぜ。ハッピーエンド以外は認めねえっつーの。

終わってしまいました。というわけで、『聲の形』を読んであれこれ考えたり感じたりしたことを書き散らかす回。最終話「聲の形」編(ネタバレ注意)。ついに最終話です。はい。聲の形(6) (講談社コミックス)作者: 大今良時出版社/メーカー: 講談社発売日: 20…

「僕は右手を知りませんでした」

『聲の形』の最終話が掲載されているはずのマガジン今週号、本日が発売日ですが……毎度のごとく、我が町にまだマガジンが届いておらず、知人に頼まれた資料制作をしながらG-Schmittを聴いております。「ショーコ」繋がりです。「硝子」じゃなく「SYOKO」です…

あの子の「聲」を知りませんか。行方不明になりました。

「あまロス」「タモロス」ついでに『モヤモヤさまぁ〜ず2』における重度の「大江ロス」まで経験した美月雨竜さんは(だいぶ狩野アナに慣れました)、来週水曜以降から深刻な「聲ロス」に陥ることと思われますが、さて、どう解消したら良いものか……。というわ…

あの日、山塚アイが火炎ビンを投げ損なった

「あの日、山塚アイが会場に火炎ビンを投げ入れてくれていれば、あたしがこの世に生まれることも多分なかったし、こんなに苦しい思いをする必要もなかったのに」 「あたしはそこまで入れ込んでいるわけではないから、山塚アイに関する様々な伝説やGhoulの故…

『聲の形』の『恋の形』的側面に関して私が思う、ひとつの事柄

終わりが近いことへの寂しさと、この段階でとんでもない展開を描かれたら、本当に胃が死んでしまうという恐怖に苛まれながらも、『聲の形』最新話を読んで考えたり感じたりしたことを書き散らかそうの回。第60話「何者」編。聲の形(6) (講談社コミックス)作…

これまでの「真子晃一先生」の話をしよう

真子晃一君、改め真子晃一先生。彼と私は、日本映画学校(現・日本映画大学)の同期生である。 彼と私が在籍した第2○期生(プライバシー配慮)は、映画学校史に燦然と輝く「不毛の代」と呼ばれる世代で、才能的にも人間性的にも、あまり評判が良くない。私な…

東京には空がないという でも、地元には空しかないともいう

いやあ、しかし、私のツイッターのタイムラインにおいても『聲の形』の感想より先に『風夏』に関する話題が飛び込んできたのは驚いた。そして「もしも、『太陽にほえろ!』が放送されていた時代にネットがあったら」という話を思い出す。ラガーの殉職回で「…

なんだか近頃、世界が私に冷たい。朝から晩までずっとずっと。だから早く寝てしまおう。

どうも、このブログは少々読み辛い。私の文章力や考察力の問題はともかくとして(あんまり言うと、結構深刻に凹む奴ですので、生ぬるい目で見るくらいにしてやってください)、レイアウトと言うか、まあデザインの問題に関してです。 そりゃ、やりようはある…

芸術家様ってゲスいね、性格がゲスいね(あーあー、気にいらねえー!)

『聲の形』最新話を読んであれこれ考えたり感じたことを書き散らかしていこう。第58話「成果」編(ネタバレ注意)……なのだけど、今回は書きたいことというか言いたいことが山ほどあるのですが、基本的にそれは『聲の形』という作品そのものに対する考察でも…

トミーに向けられた好意が鏡を叩き割る

ロック嫌いだったはずなのに、『トミー』をあんな形で映画化してしまったケン・ラッセルって、やっぱりどうかしてるよなあ……としみじみ思う秋。 さて、ツイッターでこんなつぶやきが流れてきた。「「興味の無い人から向けられる好意ほど気持ち悪いものはない…

やーしょー、同じ石田でも、絶対ジュンイチみたいにはなるなよ。

『聲の形』最新話を読んで、感じたり考えたりしたことをだらだらと綴ってみようの回。第57話「さいかい」編(ネタバレ注意)。聲の形(6) (講談社コミックス)作者: 大今良時出版社/メーカー: 講談社発売日: 2014/10/17メディア: コミックこの商品を含むブログ…

「助監督時代の三池崇史に愛車の屋根を凹まされた持ち主の物語」には目を向けない映画人たちの物語

アッバス・キアロスタミの『友だちのうちはどこ?』の撮影のために、お気に入りのポートレイト写真を破られてしまった(泣く姿を撮影するため)少年は、今どうしているのだろう。このエピソードは、フィルムアート社から出版されている「Cine Lesson」シリー…

映画作家・永束友宏に気をつけろ!

『聲の形』最新話を読んで、あれこれ考えてみたりしようの回。第56話「登校」編(ネタバレ注意)。聲の形(6) (講談社コミックス)作者: 大今良時出版社/メーカー: 講談社発売日: 2014/10/17メディア: コミックこの商品を含むブログ (63件) を見る と言いなが…

だから「日常」は続いていく

「4巻には「日常を保つ」というテーマがあります。(中略)歩鳥は何故泣いたのか。単に真田家に同情したわけでなく、日常というものがそれを維持しようとする一人一人の善良さで保たれているという事に気付いてしまったからではないでしょうか。そんな歩鳥は…

東地高のオオカミ男は「髪は“永”い友達」だと言った

聲の形(6) (講談社コミックス)作者: 大今良時出版社/メーカー: 講談社発売日: 2014/10/17メディア: コミックこの商品を含むブログ (63件) を見る 単行本第6巻の表紙がわかりましたが、これは……。単行本派の方々は表紙見ただけで絶望に打ちひしがれそうである…

ユリ・ゲラーが曲げるべきなのは、スプーンではなく、ワタミあたりの「理念」。

風の強い日が続いている。仕事をしていても、息抜きをしていても、干してある洗濯物が吹っ飛ばされたりはしていないだろうか、 防風林から弾き飛ばされた葉っぱや土煙でせっかく洗濯したものが台無しになったりはしていないだろうか、など色々気になってしま…

やーしょー、たまに思い出すくらいなら、構わないだろう?

本来の発売日には秘境在住者ゆえに読むことができないので、感想や考察はこうして日曜日に更新しています。というわけで『聲の形』最新話を読んで泣いたり笑ったり考えたりしたことをダラダラ綴ろうの回。ネタバレ注意(話の流れで西尾維新『続・終物語』の…

笑物語、獲物語

月光仮面どころかデニス・ムーアすらやって来てはくれず、誰かルピナスくらい寄越せコンチクショウ!とやさぐれた気分で日々を過ごしている美月さんは、RCサクセションの名曲「いい事ばかりはありゃしない」を聴いても、「“昨日は白バイに捕まった”? 白バイ…

硝子ちゃんのポニーテールには、さよならしたくないポニ

『聲の形』がコミックナタリー大賞2014で第1位に選ばれたようです(http://comic-award.natalie.mu/2014/)。 というわけで、日曜恒例の『聲の形』最新話を読んで、感じたり考えたり悶えたりしたことを書き残しておこうの回(ネタバレと過剰な愛や憎悪に溢れ…