暑がりの私でも寒いと感じる日になってしまい、耐え切れずストーブまで使用する。こまめにユースキンを手に塗りたくらなければ、すぐにひび割れて、そこらじゅうに血痕を残してしまう季節になってきた。
この時期になると、虫嫌いの私でも憐れみを感じてしまうほど元気のない虫たちと出くわすことが多くなる。簡単に手で捕まえられそうなハエや、縮こまって固まっている半冬眠状態のクモなどである。彼らの姿を見て、「ああ、冬が来るなあ」と鍋の支度などをしてみるのが、北海道での私の恒例行事である。
というわけで、本日の夕食は鍋である。鍋に入れるキノコは舞茸派である。