SOME DAY,THAT PLACE IN TIME(さよなら、2018)

 みうらじゅん先生の「みうらじゅん賞」に倣って、その年、特に私を楽しませてくれた人・ものなどを勝手に称える「みづきうりゅう賞」。本家同様、枠は5席。

 また、例年同様、音楽アルバム、映画、小説、漫画、テレビドラマなどの作品は「みづきうりゅう賞」とは別に、それぞれ特に面白かったと思うものを20〜30作品くらい挙げようと思います。とりあえず、ツイッターで20選、ないし30選を挙げておき、個別の作品に関する感想などは、私の体調が良ければ、年が明けてから3月に入るくらいまでにまとめることができればよいかなあ、といったところです。私のことを多少気にしてくれている物好きな人がおられましたら、なにかの参考にでもしてください(ここまでは、ほぼ例年通りのコピペです)。

 

 というわけで、栄えある2018年度みづきうりゅう賞の発表です。今年の受賞者(?)は、こちら(敬称略)。

 

青木崇高

・ウサギ(『シャキーン!』)

・飴村行

HTB

エルトン・ジョン

 

 

青木崇高」 以前から気にはなっていたのですが、本年度のNHK大河ドラマ西郷どん』における島津久光役はお見事。鈴井貴之ばりの顔芸につぐ顔芸が圧巻で、他の役者さんも素晴らしかったのですが、ほぼ全編にわたって私は久光目当てで鑑賞していました。桐谷健太と仲が良いというのも頷けます(お二人とも「どんな小さな役でも爪痕を残そう」と意識されていたらしく、島津久光なんて大きな役を与えられれば爪痕どころでなくなるのは当然の話。現在、朝ドラにおいて世良さんが爪痕残しまくり中)。

 

「ウサギ」 NHK Eテレ『シャキーン!』で本年度から始まったコーナー。教育テレビは昔から定期的に視聴者である子供たちを“何かしらの目覚め”へといざなうことがあるのですが(例:『ジーンダイバー』で未来のケモナーを量産、など)、このコーナーでは「ウサギ姿の玉城ティナがウサギ的な可愛い仕草でウサギに関する情報をお届けする」という、もはや隠すつもりもないような直接攻撃に打って出ており、案の定、その破壊力に屈服している者が続出している模様(2017年度には同手法の「イチゴ」のコーナーがあり、その時点でもいざなわれた子供たちは多かったことでしょうが、「ウサギ」は破壊力が大幅に増しています)。というわけで、屈服した者を代表して表彰させて頂きたいと思います(ウサギさんは月にいらっしゃるようなので、なんとかして前澤社長より先にトロフィーを月に贈りたいところ)。

 

「飴村行」 どうかしている粘膜シリーズの作者。『ぼぎわんが、来る』の澤村伊智先生と並ぶ、現代日本ホラー小説界の二大「作者自身が怪異かなにかなんじゃねえのか」作家。『ぼぎわん』は『来る』のタイトルで映画化されましたが、粘膜シリーズもどうにかして映像化を希望します。

 

HTB」 私が最もお世話になっているテレビ局。新社屋移転を記念して、このタイミングで表彰させてもらおうと思います。HTBごと表彰することによって、どうでしょう班オフィスCUEの皆さんも麻美ちゃんもヒロさん初代元気くんもまとめて感謝をお伝えすることができます。たいへんお得。ありがとう、HTB。これからも、よろしく。

 

エルトン・ジョン」 なにゆえ、2018年にエルトン・ジョンなのかといいますと、数日前に私の夢に現れたからであります。みうらじゅん賞においても、みうらじゅん先生の夢枕に立たれたことで井上陽水が受賞したことがありましたが、エルトン・ジョンは私の夢に中学のALTとして登場。当時大嫌いだったクラスメイトの無神経な発言に激怒しピンボールの魔術師のような表情で奴を罵倒し教室から出ていってしまったのですが、なんだかとても痛快でした。というわけで、この年の瀬にエルトン・ジョンのアルバムを聴きながら、これまでの様々な功績も踏まえたうえで表彰させていただくことにします。おめでとう、エルトン・ジョン

 

 

 

 

 

 着々と近づいてくる東京五輪のことを考えると、低気圧がやって来た時のように鈍い頭痛や耳鳴り、倦怠感等に襲われたりもしますが、なるべく祭りの輪には近寄らないようにして、どうにか2019年も無事にやり過ごすことができればいいなと思っております。ゆえに、札幌五輪招致とか本当に勘弁してください。“福”知事の大泉洋大先生がいらっしゃるのだから、余計なものは誘致しなくて大丈夫なはずです。そんな思いを神棚に届けつつ、さようなら2018(まだ1日あるけれど)。

渇望

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粘膜探偵 (角川ホラー文庫)

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ザ・ベスト~僕の歌は君の歌

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Elton John - Crocodile Rock (Madison Square Garden, NYC 2000)