中指ジェリーの小さな災難

 寒暖の差が激し過ぎるせいか、増えた薬の影響か、眠気に襲われる頻度がこころなしか増えてしまった気がする。意思に反して首がカクンとなりそうで、刃物を持つのが怖くて仕方ない。

 それでも、何かしらやらなければいけない事というのは、静養中の身にも容赦なく舞い込むもので、ぼんやりしつつもあれこれ片づけているうちに、利き手の指に重めの軽傷(病院に行くほどではない傷のうちでは最悪に近い状態)を負ってしまった。

 せっかく、水気のない肌がひび割れることも少ない季節になったというのに、またもキーボードが血液で汚れかねない状態となったわけで、いつも以上に覇気のない脳味噌とも相俟って、これ以上現状を書き連ねるのが大変困難である。

1~2週間は傷口に優しくすべきだろう。ただでさえ、公にするような日記など書いていないのに、傷が癒えるまでは、一層更新する必要性のない文章が更新されることになるが、そもそも読者の存在自体が疑問視されているため、さして影響はないはずである。

それでは、指よ、お大事に。

親指トムの奇妙な冒険 [DVD]