「頑張ってる人は素晴らしい/美しい/格好良い」とかいう価値観は、「私より頑張ってない奴が、私より恵まれた状況にいることが許せない」という、なんとも醜い感情を美しい価値観のように装っただけの場合が少なからずあり、しょっちゅうそんなことを言ってる奴のことは、あまり信用したりしない方が良いと思っている。
それに、「頑張っている状態」というのは、他の色々な面倒臭い考えなければいけないこと、気にしなければならないことから目を逸らしている状態でもあるわけで、それのどこが素晴らしく、美しく、格好良いことなのかわからない。
『銀魂』の「紅桜編」なんかは、そういう面倒くさがりの勘違い頑張り屋がバッサリ切られているあたりが気持ち良い。
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