SOME DAY,THAT PLACE IN TIME(さよなら、2022)

 みうらじゅん先生の「みうらじゅん賞」に倣って、私を楽しませてくれた人・ものなどを勝手に称える「みづきうりゅう賞」。令和に入り本家「みうらじゅん賞」は“権威・濃すぎ”になった(?)授賞式を改め、原点回帰的な発表になっておりましたが、こちらは権威が苔ほども付着しそうにない賞なので、これまで通りブログでこっそりと発表します。

 また、例年同様、音楽アルバム、映画、小説、漫画、テレビドラマなどの作品は「みづきうりゅう賞」とは別に、それぞれ特に面白かったと思うものを20〜30作品くらい挙げようと思います。とりあえず、ツイッターで20選、ないし30選を挙げておきます。私のことを多少気にしてくれている物好きな人がおられましたら、なにかの参考にでもしてください(ここまでは、ほぼ例年通りのコピペです)。

 

 

 というわけで、栄えある2022年みづきうりゅう賞の発表です。今年の受賞者(?)は、こちら(敬称略)。

 

保谷聖耀

コウメ太夫

・今井キラ

・兵頭喜貴

・タラスズ(鎮西寿々歌

 

 

保谷聖耀」 カナザワ映画祭2020にて「期待の新人監督賞」を受賞した文字通りの期待の新人監督。今年は長編デビュー作『宇宙人の画家』が公開され、内容もやはり「期待の新人監督」然としておりまして、集ったキャストも呂布カルマ、シソンヌじろう、稲生平太郎etc…と、いかにも「期待の新人監督」を好む鑑賞者が喜びそうな異業種俳優軍団で嬉しくなりました。

 

コウメ太夫」 俳優としてのコウメ太夫に魅せられた一年。特に『星新一の不思議な不思議な短編ドラマ「逃走の道」』には驚きました。チクショー!!いい役者じゃないか!!

 

「今井キラ」 内なる少女偏愛的嗜好を叩き割る勢いで刺激してくるイラストレーター。私のような者が惹かれていることを公言するのは、色々と憚られる要素が多いように感じるのだが、活動を開始されてから時間もある程度経過したので、そろそろこっそり「好きです」と表明するくらいは良いのではないかと。

 

「兵頭喜貴」 八潮秘宝館館主にして大日本ラブドール党総裁(公式プロフィールより)。『HYODO 八潮秘宝館ラブドール戦記』というドキュメンタリー映画まで製作された、令和の時代に保護すべきレベルの偉人。素晴らしき哉、氏の人生。

 

「タラスズ(鎮西寿々歌)」 現在は『ニャンちゅう!宇宙!放送チュー!』のタイトルで放送されている、NHK Eテレの人気キャラクター「ニャンちゅう」は、今年で30周年。歴代おねえさん(アシスタント)勢揃いのスペシャル回を眺めていたら、前々から感じていたことではあったけれど、現おねえさんであるタラスズのEテレ世界へのハマりぶりはやっぱり凄まじい。なんなら、ニャンちゅうたちよりもEテレの世界観に同化している。逸材だと思う。

 

 

 

 

 

 のっけから楽しみにしていたテレビ番組の某回が報道特番によって中断され、再放送もされず、編成部を恨み続けて一年が経とうとしており、それ以外にも、やけに延期や中止、内容変更や放送事故レベルのがっかり進行などに泣かされることが多かった。それだけでも個人的には充分に嫌な年なのだが、世間一般の大半が暗い感情に呑みこまれるような事態がこれでもかと続き、ゴキブリ以下のような存在(ゴキブリは退治しても少なくとも現世では罰せられないが、奴らを退治するとしっかり罪に問われる)の卑しい笑いばかりが見たくも聞きたくもないのに強引に割り込んでくる。それでも、どうにか私の気分を晴れやかなものにしてくれる瞬間を与えてくれた上記受賞者をはじめとする皆様に感謝を込めて。そんなわけで、さようなら2022(まだ3日あるけれど)。


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月行少女―今井キラ作品集

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