たとえば、ある何かしらの大会で、とあるどこかしらの国が大きな成果をあげたとして、それはとあるどこかしらの国が、ある何かしらの大会で競われているものに関して非常に優れているのか、あるいは、とあるどこかしらの国くらいしか、ある何かしらの大会に力を注いでいる国がなくなってしまっただけなのか、捻くれ者と呼ばれようと後者の可能性が私の頭からは消えないし、仮にそれが正解だったとしても、世界でも珍しい「ある何かしらの大会に力を注ぐ国」となってしまった以上、気づくことは困難となるうえ、受け入れがたい事実でもあろうゆえ、都合よく解釈される可能性も高く、それゆえに仮の正解が真実であってくれればと願う私としては、どうにも都合の良い解釈も予想も成立させにくく、そんな状況がより「ある何かしらの大会」に対する憎しみを増大させてしまうのだった。