長生きしたけりゃ恋するな

 美月雨竜さんは、治癒不可能な難病「病気こわい病」「自分はひょっとしたら重病かもしれない病」(別名:さまぁ〜ず大竹病)を患っているわけですが、この病の何が一番厄介かといえば、日常における不安のストレスがとんでもなく多いことで、それが原因で本当に病気になってしまうことである。ストレスは癌のリスクを大きく高めるわけであるし。

 ところでストレスと言えば、恋愛なんてものは大抵ストレスだらけの営みなわけで、だとしたら「長生きしたけりゃ恋愛するな」という題の本が、どこかで新書として刊行されていてもおかしくないと思うのだが、どうも見当たらない。まあ、タイトルがいかにも胡散臭い新書なので、良識ある人からは見向きもされないのだろうが、しかし売れる本のタイトルの多くにこういうのがあるわけでもあり、なんだかなあという気分になる。