メジャーリーグに行ってからのオオタニサーンが楽しそうなのは、なんだかわかる気がする

 松本人志が『人志松本の酒のツマミになる話』において、『ごっつええ感じ』終了の一因がプロ野球中継(報せもなく、突然番組が差し替えられた)であることを語ったとネットニュースで知った。『ごっつええ感じ』の終了騒動に関しては(野球中継だけが原因ではないらしいことも含め)、ラジオや書籍等の媒体でも触れられていたはずだが、地上波のテレビ番組で本人の口から語られたのは、たしかに初めてだったかもしれない。

 『ごっつええ感じ』終了以前より、プロ野球中継に関しては関係者全員に殺意を抱くほど憎んでいたので、上記の騒動時も「ワガママだよね」などと発言した当時の担任(余談だが、この教師の娘は某球技の選手となっている)を、ちょうど家庭科の授業中だったので後ろから包丁で刺してやろうかとも思った。幸い、情緒不安定な時期ではあったものの、小学生時代の私が少年法改正の議論のきっかけになるような凶行に走ることはなかった。だが、野球と担任への怨みが消えたわけではない。

 ところで、私は見ていないのだが、『ごっつええ感じ』打ち切りの翌年に、他局のダウンタウンの番組にゲスト出演した元ヤクルトスワローズの投手(「吉井」と書かれていたが、前述の通り番組を見てもいないし、プロ野球選手の名前など好んで記憶などしてもいないので、正確なことはわからない)が、打ち切り騒動に関して「謝罪」したことがあったらしい。ネットニュースのコメント欄で知ったことで、曰くダウンタウンの二人は恐縮していたらしいのだが、この投手はダウンタウンの番組を楽しみにしていた視聴者に対しても謝罪したのだろうか。少なくとも、私は野球関係者や野球ファンから、『ごっつええ感じ』の件だけに限らず、直接謝罪されたことはない。賠償請求だってしたいところなのだが。

 今でこそプロ野球中継が占める割合も減り、公式配信等で見逃した番組を視聴する方法も充実してきているが、熱心に観たいと思う番組の数も減ってしまったのが残念だ。それでいて、私が楽しみにしていた番組を狙い澄ましたかのように潰したり延期させたりしてくるので、スポーツ中継への怨みは消えることがないのである(つい先日も、とあるラジオ番組が延期された。関連企業になるべく得をさせないような生活を心がけている)。