「危険ごみ」の出し方と心の平穏について

 私の出した危険ごみが回収されていなかったので、なにか出し方に間違いがあったのだと思い、いったん持ち帰って調べてみたのだけれど何が間違っていたのかわからず、悩んだ末にとりあえず新しいごみ袋に入れ替えただけでもう一度持っていったら、今度は何の問題もなく回収されていった。結局、どんな問題があって回収されなかったのかわからずじまいで、今後はなんとなくびくびくしながらごみを出さなければならない。

 ゆえに、無用のストレスを避けるためには、なるべく危険ごみを出す機会を減らすようにしなくてはならず、当然、家で使えなくなった刃物や割れ物なんかを保管しておく期間が長くなってしまうし、量も増える。それはそれでストレスである。

 今はまだ大丈夫そうだが、そのうちストレスに押しつぶされて、衝動的に回収されなかった刃物で収集車を襲撃なんてことになれば人生終了であるし、作業員も同じ悲劇を恐れて過度のストレスにさらされながらの仕事となり、結果としてミスが増え、また同じ惨劇が……ということも考えられる。じわじわと日本を破滅させようとする謎の勢力による陰謀なのかもしれない。

 破滅を防ぐのに大事なのは余裕のある心であり、それは平和な暮らしによってもたらされるはずである。景気などの大きな問題に関しては与野党問わず政治家の皆さんに頑張ってもらうとして、私個人が穏やかな心を持つために今できることといえば、とりあえずここまでだらだらと書き散らかしてきたような無駄な妄想を控えることかもしれない。