18782+18782=37564

 嫌な奴に不幸があった時、自分の憎悪の効果(呪い的なもの)だと考えるのか、現実的な必然による自業自得の事態または社会的制裁のようなものだと考えるのか、いずれにせよ前者は自分に特別な力があると考え、後者は自分の目に狂いがないと考え、結局は根拠のない有害な自信に結びつきそうなので、嫌な奴の不幸に対しては余計なことを考えず、素直に喜んでおけば良いと思う。幸運と言うと不謹慎ではあるが、私は割とその実践の機会に恵まれてはいる。嫌な奴との遭遇が多いだけでもあるけれど。そんな私に特別な力があると考えるか、人を見る眼があると考えるか、ただの誇大妄想と考えるかはあなた次第。「あなた」=読者が存在するかは別として。