小説に関するお話

「お母さん、庭に、星の花がいっぱいさいているよ」

私が小学校3年の時の国語の教科書に、今西祐行の『星の花』が載っていた。 星が大好きな少年・二郎君が、庭に布団を敷いて流れ星を見ようとするお話だ。私は教科書に載っていたものしか読んだことがなく、原文がどうなっているのかは、今のところ知らないの…

なんてったって四人……いや五人はアイドル!――世界にはアイドルが必要だ(真子晃一『コズミックアライブ』考察/感想)

12月25日に発売された同期の星・真子晃一先生の小説家デビュー作『コズミックアライブ』。雪まみれの北国ゆえ、さすがにフライングゲットとはいかなかったが、注文してあった2冊は、ありがたいことに発売日に我が家に届けられた。 当初の予定では、今日のブ…

「道民は、“寒くなってきた”ってだけじゃ、冬を感じないものさ」

「I've got blisters on my fingers!(指にマメができちゃったよ!)」(ビートルズ「Helter Skelter」のラストのリンゴの叫び) 私も除雪のせいで指にマメができちゃったよ! マメが潰れて、乾燥によるひび割れとも合わさって、また血まみれだよ! 【ドラ…

「ねぇ、『奇跡』ってなんだと思う?」 「蛇口からカネが出てくるようなことかな……なんてことを思ってしまう汚い心が浄化されることかな」

【ドラマつきMV】コズミックアライブ「ミラクル宇宙大作戦/ライブver.」 同期の星・真子晃一先生の小説家デビュー作『コズミックアライブ』発売まで、あと約一週間。オーバーラップ文庫広報室では、第一章の立ち読みも公開されておりました。↓http://blog.ov…

奇跡は起きる。ただし、私にではない。そして、真子先生は「奇跡が起きた」のではなく「奇跡を起こした」のだ。

【ドラマつきMV】コズミックアライブ「ミラクル宇宙大作戦/ライブver.」 『コズミックアライブ』の作者・真子晃一先生は、私とラジオ的なことをやろうとした仲なんだぜ。やろうとしただけで、実現はしていないんだぜ。もし、実現していたら、真子先生にとっ…

これまでの「真子晃一先生」の話をしよう

真子晃一君、改め真子晃一先生。彼と私は、日本映画学校(現・日本映画大学)の同期生である。 彼と私が在籍した第2○期生(プライバシー配慮)は、映画学校史に燦然と輝く「不毛の代」と呼ばれる世代で、才能的にも人間性的にも、あまり評判が良くない。私な…