雑記

知っているけれど知らない人たち

「知り合いのなかにコロナの感染者はまだいない」と公言する者の交友関係とは、どの程度の広さなのだろう。もちろん、ただ事実を述べているだけで、発言の中に「ゆえにコロナウイルスの感染が広がっているというのは嘘である」などという陰謀論的主張が含ま…

「パンがなければ奇跡を起こせばいいじゃない」

「子供というのは、食べるシーンのある物語が本能的に好きである」(清水義範『独断流「読書」必勝法』より) 『ロビンソン・クルーソー』の解説において、清水義範はこのように書いている。続けて「特に私の世代などは、幼い頃にまだ世の中が貧しくて、好き…

間違ってはいないが議論の焦点ではない発言をどう処理すべきか悩まされる時間をどう減らすか

キャンセル等によって余った新型コロナワクチンの扱いは基本的に各自治体に任されているようなのだが、その場合に接種手続きを整えやすいであろう職員をはじめとする自治体関係者が対象となること自体に問題があるとは思わない。ただし、その感情が正当なも…

ワクチン接種は二度ウェブを鳴らす

両親に新型コロナワクチンの接種券が届いた。ニュース等でも報道されている通り、電話予約は回線が混み合っているらしくさっぱり繋がらなかったが、ウェブ予約の方は拍子抜けするほどあっさり繋がってしまい、いくら高齢者優先とはいえ、我が地元民のアナロ…

「脱ぎたければ、まずは着なさい」

恥ずかしいので誰にも話したことはなかったのだけれど、恥ずかしいから誰にも話さなかったのか、単に話し相手がいなかっただけなのか判然としなくなってきたためブログに記してみるが、私はよく自分が裸になっている夢を見る。 裸の夢をよく見るというだけだ…

責任はなくても残念ながら関係はある

ワクチン接種の「特別枠」という流れに至り、ついに辞退を求める声がアスリート個人へ直接届けられるような事態になった。東京五輪開催反対を訴える為の抗議方法としては不適切だと思うが、しかし「アスリート個人は関係がない」という擁護の声にも首肯はで…

ゴールデンウィーク、終わりましたか?

誰の目にも触れていない可能性もあるのに、毎週日曜と水曜のブログ更新というルールを崩すのが気持ち悪く、最近はある程度の余裕を持たせるため、1週間ほど前に記事を予約投稿している。 ゆえに、この記事を書いている最中の私には、2021年のゴールデンウィ…

『やるならやらねば』というタイトルの番組でも打ち切りになったわけですし。

YOSAKOIソーランが嫌いなのは、小学校で無理矢理やらされたからというのが第一の理由だが、そもそもあの衣装も踊りもなんだか成人式で暴れる新成人を連想させて、いわば「田舎のヤンキー文化」に思える。厳かでは全くないし、スタイリッシュだとも感じない。…

鯉にも恋にも良縁なし

私の通っていた小学校が閉校してしまったことからもわかる通り、地元では子供の数が激減している。団塊の世代である父が小学生の頃は、一人や二人蒸発したところで気付けないくらい子供で溢れかえっていたようだが、私が小学生の頃には最大でも全校児童は35…

彼らの歌う声は劣悪なスーパーボールさ、跳ねることすらない

不用になった物をリサイクルショップへ売りに行った。査定中に店内を散策していると、地元出身の某若手演歌歌手のCDが売られているのを発見した。この演歌歌手の知名度からしても、リサイクルショップで売られている点からしても、やけに高値に思えたので手…

魚影の熟れ

私が「さんまのなれ寿司」を知ったのは、1991年に日本テレビ系で放送された『追跡 全国の名物ずしと珍品ズシを訪ねる旅』という番組によってだった。 「なれ寿司」は「馴れ鮨/熟れ鮨」とも書き、魚と米を発酵させてつくる寿司で、「腐れ寿司」などと呼ぶこ…

先生、「大雪太郎」じゃ駄目ですか?

ウルトラマンの怪獣図鑑には「ナマハゲ」が載っている。秋田名物のあの「ナマハゲ」である。ウルトラシリーズのファンなら周知のことだろうが、怪獣(怪人)として登場したことがあるのだ。『ウルトラマンA 第38話「復活!ウルトラの父」』でのことである。 …

歯医者さんだけには褒めてもらうため眠りながらでも歯を磨く

歯磨きの最中に眠りかけることが多くなった気がする。処方されている薬のせいか、単に寝不足なのか、春のせいか。一本の歯の一つの面に対し、最低でも20回磨くようにしているので、よく歯磨きの時間が長いと言われるが、それも影響しているのだろう。すっか…

逃亡トンガリキッズ

眼鏡が壊れている。直したり買い替えたりするといくらかかるかわからんので、無理矢理テープで補強してある。意外と知人にも自分から白状するまでバレずにいた。金銭的余裕を充分に感じられる時まで、なんとか誤魔化せそうな気もする。 問題は拭いたり洗った…

入院生活義務教育化

母によると私が最初に発した言葉は「痛い」だったらしい。赤子の頃から病院通いが多かったので、親や医療関係者から「痛くないから大丈夫だよ」「ちょっとチクっとするけど我慢してね」「痛かった? ごめんね」といった言葉を繰り返し聞かされ続けたのが原因…

諦めなければ叶っていなくても叶ったと錯覚し易くなる

「異星人は存在する」と強く信じている者は、たとえそれが実際にはただの鳥だったとしても、何かよくわからないものが飛んでいるのを目にすれば異星人の乗り物としてのUFOだと確信し易くなる。 NHKの『最後の講義』でみうらじゅんが説いた「走馬灯を盛る」と…

そのままでいいよ

チーズとマヨネーズは調子に乗り過ぎだという話は前にもした。別に好きな人がいるのは構わないし、ブームになるのも構わない。しかし、「俺たちのこと嫌いな人なんているわけないじゃん」とばかりに、断りもせずあちこちに割り込んで来るのは不愉快である。…

荒野と化したザナドゥにて父はジャガーと遭遇した。

デイヴ・ディー・グループが1968年に発表した「キサナドゥーの伝説(The Legend of Xanadu)」。私が初めてタイトルを目にした時は原題が添えられていなかったうえに本格的な英語の学習も始まっていない小学生時代だったため、「キサナドゥー」という言葉が…

秋茄子に嫁を食わすな

「秋茄子は嫁に食わすな」を「秋茄子に嫁を食わすな」と言い間違えた小学校時代の同級生をたまたま薬局で見かけたのだが、そういえば茄子をモデルにした怪獣を見かけた記憶がない。RPGのモンスターにまで範囲を拡げれば『ドラゴンクエスト7』に初登場したナ…

野性の証明

「同性愛に対する差別や偏見は繁殖という生物の根源的目的(と言い切ってしまえるのも充分に短絡的に思えるが)に反していると感じるがゆえに起こるのではないか」といった旨の意見を目にすることがあるが、同性愛であることと繁殖能力がないこととは無関係…

親愛なるフルバヤシスギノスケ氏(仮名)の近況について

フルバヤシスギノスケ氏(仮名)は、御年七十四歳となる。コロナ禍に置かれてもいまだ身も心も健康で、しかし丈夫さを過信して不要不急の外出に明け暮れるなどということもしない。分別のある立派な人生の先輩である。 そんなフルバヤシスギノスケ氏(仮名)…

シンジ君も見ていない信じなくていい話

「なんか頭がブシャーッて爆発して、気持ち悪いって終わる」 『スキャナーズ』の話ではなく、『新世紀エヴァンゲリオン劇場版 Air/まごころを、君に』の話である。「気持ち悪い」はともかく、ご覧になった方なら「頭がブシャーッて爆発」というのは間違いだ…

僕らが石を拾う理由

『よつばと!』の最新巻(15巻)を読んでいたら、ふと映画学校卒業直後に結婚し、お子もできた同期生が「よつばみたいな娘ができたらいいなあ」と今や懐かしきmixiで綴っていたのを思い出した。しかし、その同期生はそれから2年ほど経った頃、風香の便り……で…

Valentine’s Day Kids

学校生活において、なぜバレンタインデーが異物入りのチョコレートを用いたいじめや憎い相手への報復等に利用されたという話をあまり聞かないのかと知人同士で話題になったことがある。たしかにバレンタインデーやホワイトデーは、差出人不明の贈り物が机や…

正義(であろうとする邪な心)の“見方”

「やらずに後悔するよりやって後悔しろ」とはよく言うが、しかし自分が助けようとしたことでかえって相手を死なせてしまう場合でも「やって後悔する」ほうが良いと言えるのだろうか。もちろん、結果が先に分かるわけもないのだから、ドラえもんの道具でもな…

デスノートすら緩くなった世界の片隅で愛なんか叫んでいられない

2月14日の投稿で想像した通り、聖火ランナーを辞退した方々に対する知識と想像力の欠落した批判コメントが見受けられ、仮にオリンピックの開催を推進する者たちのなかに批判者たちのような思考回路の人間が多く存在するのだとしたら、いくら様々な兼ね合いも…

鬼さんだって幸せになりたいけど頑張りたくない

ある人のある場所でのとある投稿を見て、ひょっとして有永イネの『鬼さん、どちら』が映像化されるのではないかと思った。もし私の想像通り、ある場所である投稿をされたとある人が『鬼さん、どちら』の主演を務めるのなら、それはとても良いキャスティング…

お願いジャック・ザ・クソリパー

高校時代、『キューティーハニー』の主題歌を「お願いお願い 傷つけないで」ではなく「お願いお願い 近づかないで」と歌っている奴がいたが、替え歌だったのか単純に間違えて覚えていたのかは分からない。険悪な関係ではなかったが、仲が良いわけでもなかっ…

分割するか順序を決めるか諦めるか全滅するか

何度か述べていることだけれど、泥棒を捕まえたのが殺人鬼であっても泥棒の罪が消えるわけではない。 「お前が言うな」と思ってしまうような場合でも、「お前」が言ったことの是非そのものには関係ない。 議題を挙げた者が別の問題を起こしていたとしても、…

亜麻色の髪の乙女は横浜のサラの少女時代か?

2002年、「元・ヴィレッジ・シンガーズの清水道夫」を語る男が長野県のカラオケ大会に特別審査員として出演し歌も披露したという詐欺事件があった。これは、同年に発表されてヒットした、島谷ひとみによる「亜麻色の髪の乙女」のカバーバージョンに便乗した…